日中のゲームアプリに「ねじれ現象」 日本のゲームが中国でトップ、中国産が日本でトップ=中国メディア

日中のゲームアプリに「ねじれ現象」 日本のゲームが中国でトップ、中国産が日本でトップ=中国メディア

その国が好きか嫌いかということを超えて「ゲーム」などの娯楽は、そのコンテンツの力で広く普及する。それが互いの交流を助けるきっかけになることもあるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

 日本のゲームアプリ「旅かえる」の中国での人気急上昇ぶりは、凄まじかった。中国のネットメディアや微博などのSNSでは、まさにあっという間にカエルの画像でいっぱいになった。中国メディア・今日頭条は30日、「『旅かえる』の人気が爆発する一方で、中国国産ゲームが日本のランキングでトップを獲得した」とする記事を掲載した。

 記事は、「旅かえる」が中国国内で人気を集め、この2週間で中国エリアにおけるiOSアプリストアの無料ゲームアプリランキングで1位を獲得し、世界におけるダウンロード数が1000万回を突破したと紹介。「実は日本では爆発的な人気にはなっておらず、ダウンロード数は全体の2%に過ぎない。95%は中国市場でダウンロードされたものだ。みんながやっているのを見て自分もなんとなく、といった感じでやってみてハマってしまうのうである」と伝えた。

 そして、「このゲームは日本の文化輸出の1つであり、ボイコットすべきだなどという人もいるが、そうは思わない。今は日本でも中国製のゲームアプリが非常に人気を集めているのだ。われわれがよく知っている『荒野行動』は以前、日本向けのGoogleプレイストアにおいて無料ゲームランキングで首位を獲得したことがある。日本でYoutubeを視聴すると、このゲームの広告を見かけるのだ」としている。

 記事はさらに「ゲームの国外進出は、いわば文化交流の1つとも言える。どの国で作られたゲームでも、おもしろければより多くの人に注目され、成功を得る事ができる。文化交流においては、他人から優れた点を学び、自らの欠点を改善することで初めて前進し続けることができるのだ」との見方を示した。

 典型的な「放置系ゲーム」であり、中国では「仏系ゲーム」と称されている「旅かえる」が中国で起こした社会現象は、今後日本を始めとする外国のゲーム開発者に、中国市場開拓の大きなヒントを与えることになるだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)