日本には神戸牛が、韓国には韓牛が・・・どうして中国はブランド牛肉がないの?=中国メディア

日本には神戸牛が、韓国には韓牛が・・・どうして中国はブランド牛肉がないの?=中国メディア

日本の「神戸牛」に匹敵する中国の牛肉はないものか? 中国で様々な品種を検討した結果・・・(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は1日、「日本には神戸牛があり、韓国には韓牛がある。まさか中国は良質な牛肉が生産できないとでも言うのか」とする記事を掲載した。

 記事は「牛肉と言うと、様々な美食が目の前に浮かんでくる。牛肉は、中国人にとっては非常におなじみの食材だ。しかし、中国の肉牛の品種となると、多くの人があまりよく理解していない。われわれは、日本の神戸牛が非常に高価でしかもおいしいという話をしばしば聞く。その肉には全体に霜が降ったようなサシが入っているのだ。また、韓国の韓牛も自然の摂理に近い環境で飼育されるこだわりの牛肉だが、それゆえ生産量は非常に少なく、なかなか庶民の手には届かないという」とした。

 そのうえで「広い国土を持つわが国は様々なタイプの地形を持っているので、牛の品種も実はとても多いのである。例えば南方の水牛、北方の黄牛、チベットのヤクなどが代表的な品種だ。しかし、これらの牛肉はいずれも品質的にやや劣る部分がある。なぜなら、中国は古くより食べるためではなく農耕のために牛を育ててきたからだ。では、中国には食用に適した肉牛はいないのか、と言うと、それもまた違うのである」と説明し、優れた肉質を持つ品種を紹介している。

 最初は「魯西牛」だ。魯西牛は又の名を山東牛といい、食用にも農耕用にも適した黄牛の品種だという。穏やかな性格で育てやすく、程よく油も入り、肉質も良好とのことだ。続いては、「三河牛」である。当然ながら日本の「三河」ではなく、内モンゴル自治区フルンボイルにある三河地区の地名が付けられた品種である。乳牛としても肉牛としても優れており、耐寒性や耐病性に強く放牧に適しているという。

 記事はまた、本土の品種以外にも中国ではシンメンタール、シャロレーといった世界的に有名な肉牛の品種も輸入して飼育していると説明した。

 中国のネットユーザーは中国の肉牛に対して様々な見方を持っているようだ。「われわれの黄牛はとても有名だ」「黄牛肉はとてもおいしいぞ」「中国の肉は水を注射して重さをごまかしているから」「黄牛はおいしい。神戸牛は非常においしい」「和牛とは比べ物にならないよ」といったコメントが寄せられた。また「品種というよりも育て方を考えないといけないのではないか」との声も見られる。

 品種が良くても飼育方法や飼育環境が悪ければ、その良さは半減してしまう。逆に、いい環境で育てたとしても肉質が硬いなどの品種ではやはり限界がある。優れた品種を開発するとともに、そのポテンシャルを最大限に発揮できるような飼育環境と育て方の研究、この両方が噛み合ってこそ、食通をもうならせる高級ブランド牛肉が生まれるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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