温泉に入る日本のサルにほっこり・・・ところがどっこい、そこには非常に厳しい現実があった!=中国メディア

温泉に入る日本のサルにほっこり・・・ところがどっこい、そこには非常に厳しい現実があった!=中国メディア

ニホンザルが温泉に浸かる光景に多くの人がかわいいと感じ、観光の目玉にもなっているが、その地域の全てのサルが「入浴」しているわけではない。(イメージ写真提供:123RF)

 今の時期、温かい温泉に浸かって芯から冷えた体を温めたくなる。そして、そう考えるのは人間だけではない。ニホンザルやカピバラといった動物たちが温泉に入って恍惚とした表情を見せる様子がしばしばニュースで紹介される。中国メディア・今日頭条は2日、一見癒し系のように思えるニホンザルが温泉に浸かる光景に隠された厳しい現実について紹介する記事を掲載した。

 記事はまずニホンザルについて、体長が47−60センチメートル程度、体重が11キログラム程度で、北緯31−41度に生息していると紹介。そして、長野県の地獄谷では冬になると常に雪を体にまとったニホンザルたちが、摂氏40度ほどの温泉に「集団入浴」して厳冬の寒さを凌ぐ光景が見られるとし、「サルたちが悠然と温泉に浸かる光景に多くの人がかわいいと感じ、現地の観光の目玉になっている」と説明した。

 その一方で、「全てのサルが温泉に入れるわけではない。ニホンザルの群れでは、メスの地位に明らかな階級制が存在するのだ。科学者によればこの階級制度は世襲制であり、階級の高いサルしか温泉に入ることができず、低いサルはどんなに寒くても入浴できないのだという。もし、身分の低いサルが温泉に入ろうものなら、身分の高いサルに噛みつかれて追い出されてしまうのだ。そこには情けや容赦が入り込む余地はない。階級の低いサルから生まれた子ザルも同様に入浴の資格がなく、それが一生続く可能性もあるという」としている。

 そして、「資格のないサルたちは雪の上に留まっていなければならない。目の前にある温泉に一歩踏み出せば温かい世界に入れるのに、それをしようとせず、みんなで固まってまるで彫刻のようにじっとして寒さに耐えるのだ。階級の低いサルにとっては気候だけでなく、残酷な階級制度も凍えるほどの寒さなのである」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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