日本は礼儀正しいモラル大国なのか、それとも冷淡な大国なのか・・・=中国メディア

日本は礼儀正しいモラル大国なのか、それとも冷淡な大国なのか・・・=中国メディア

日本で長年暮らしてきた中国人は、「日本がモラル大国なのか、冷淡大国なのか、私にもわからない」と感じるという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は5日、「日本は礼儀正しいモラル大国なのか、それとも冷淡な大国なのか」とし、日本に長年在住している中国人が見た、礼儀正しい日本人に潜む「影」の部分について説明する記事を掲載した。

 記事は「レストランでアルバイトしていた時、ある中年女性が店にやってきて道を尋ねた。店長が道を教えると、女性はありがとうと言いながら丁寧にお辞儀をしていった。その様子に私は感動したのだが、道案内した後に店長が『感謝されてあたりまえだよ』と冷淡に言い放ったことに恐ろしさを覚えた。日本にいる時間が長くなると、日本人は謙遜の態度の中に自らの内心を隠しているのだと感じるようになった」と紹介している。

 また、マンションの廊下を歩いていた際に、年配の女性が夫に激しい口調で責め立てている場面に遭遇、ちょうど通りかかる時についつい「こんにちは」とあいさつしてしまったところ、いきり立っていた女性が突然鬼の形相を引っ込め、にこやかに返事をしてくれたというエピソードも披露。「表情ってこんなに素早く変えられるものか」と驚愕したことを伝えた。

 さらに、「おもしろい現象がある。中国では親しい友人どうしが手を繋いだり腕を絡め合ったりして歩いているのを日常的に見かけるが、日本の女性の間では見たことがないのだ。これは中国人女性と日本人女性を見分ける1つの方法にもなっている」と紹介。「実際、日本人は見た目とても親切だが、お互いの間に心理的、空間的な一定の距離を保とうとするのだ。彼らはお辞儀はすれども握手はせず、割り勘が基本で、同僚や友だちどうしによるお金の貸し借りも少ない。電車ではお年寄りに席を譲らず、仮に譲られてもお年寄りはそれを受け入れないのである」と論じた。

 記事は「近ごろ、日本旅行を終えた友人が『日本人のサービスに心が震えた』と語るのをしばしば聞く。しかし私は、あなたが見たのは本当の日本じゃないよ、と言いたい。日本で長年生活してきて、親切な部分を感じる一方で冷淡さや排外的な態度、さらには侮辱的な言動にも遭遇してきたのだ。日本がモラル大国なのか、冷淡大国なのか、私にもわからない。この民族の感情は極めて複雑なのだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)