ある中国人が語った日本の農村の印象に、言葉も出なかった・・・=中国メディア

ある中国人が語った日本の農村の印象に、言葉も出なかった・・・=中国メディア

日本の農村について、じっくりと観察した中国人の言うことには・・・(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は7日、「ある中国人の日本の農村に対する感想を見て、沈黙してしまった・・・」とする記事を掲載し、日本人との交流を通じて日本の農村について興味を持ったという中国人のエピソードを紹介した。以下はその概要だ。

 私には以前、日本語を勉強していた同僚がおり、地方政府の幹部と日本人との通訳を担当していた。1980年代から90年代にかけて頻繁に日中両国を往来していた。彼と日本について話す中で最も印象深かったのは、日本の農村の美しさ、平和さ、静かさ、空気の美しさ、日本人の伝統を大切にする心、礼儀正しさ、人情だった。

 ある時、年配の日本人学者が客人としてやって来た。同僚に通訳してもらいながら、私は彼と日本文化について語り合ったのだが、すっかり意気投合した。そこから、日本の農村生活に対して深い興味を持つようになり、さまざまな所から資料を集めるようになった。私は、中国の農村も日本同様、伝統文化を保つと同時に近代化を実現して欲しいと思う。

 日本の農村の住宅は素朴な建築と穏やかな生活の雰囲気に包まれており、地に足がついている日本人の性格がよく現れている。農村でも道路、水道、電気、衛生など各種インフラがちゃんと整っているうえ、村全体や家々で清潔が保たれている。村を流れる小川もきれいで空気も新鮮だ。

 近代化された農村は単に物質の面で都市に倣うだけでなく、社会組織の構造が近代化されているのだ。日本の農村にはさまざまな協同組織が存在し、農村経済の発展、農民の増収、さらには、農民の権利保護、貧富の二極化抑制といった点で貢献を果たしている。社会上の対立が激化しないので、行政も暴力で鎮めるようなこともない。日本人は、幸福で穏やかな生活を送っているから健康長寿なのである。

 古くからある日本の村落は非常に静かで穏やかであり、農民に一律立ち退きを迫って「新農村」と言われる籠に追いやるようなことはない。住居は風情があり、成金じみた印象を与えない。また、強制的に建物を統一させられるようなことはなく、私有財産も侵されない。行政の公共建築も、農村の雰囲気との調和が考えられている。

 詩的な風景に満ちた農村生活は、中国に全くないというわけではない。ただ言いたいのは、他人に見せるためにわざと作るのではなく、農民たちの日常生活からこのような景色が繰り広げられるべき、ということなのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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