中国でも日本のようにルールや秩序を守るようになったら、どんなに素晴らしいことか=中国メディア 

中国でも日本のようにルールや秩序を守るようになったら、どんなに素晴らしいことか=中国メディア 

中国では、近ごろ「地下鉄のエスカレーターで、『右側に立って左側を空けるように』という放送がある」という。ところが、実際には・・・(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は7日、中国国内で見られるモラルに欠ける行為を嘆くとともに、日本の良い部分を見習うべきであるとする文章を掲載した。

 文章はまず、「近ごろ地下鉄のエスカレーターで、『右側に立って左側を空けるように』という放送を無視して左側に立ち、他人の通行を妨げている市民を見かけた。何日か前には、エスカレーターでの喫煙を注意した市民が、相手から鈍器で殴られて負傷するというニュースも見た。国民全体のモラルが向上する中でこういった状況は少数だとは思うが、それでもやはり2年前に日本を訪れた時のことを思い出す」とした。

 そのうえで、東京の地下鉄のエスカレーターでは利用者がみんな左側に立って右側を急いでいる人のために空けていたこと、公共スペースが非常に静かで、話す人もみんな小声だったこと、公共スペースや密閉された場所で喫煙する人を見かけなかったことを紹介。「ルールを守っての言動を、彼らは小さいころから受け入れ、吸収し、自らの血液の中に融け込ませている。だからこそ、せわしない都会において大いに秩序が保たれているように見えるのだ」と伝えている。

 その一方で、自由気ままな生活を送る中国人として、数日間の日本滞在では「自分の行動が見えない鎖に縛られたようだった。話す、食べるといった日常的な行動すべてに細心の注意を払わなければならず、確かに窮屈さを覚えた」という。

 文章は「以前、外国に長いこといると、中国の『人情味』が恋しくなるという話を友人から聞いた。日本人のようにルールをもっと守るようになれば、人情味たっぷりの中国はより暮らしやすい状態になるはずだと信じている」と結んでいる。

 ルールの順守と人情味は決して対立する概念ではない。もちろんルールや社会モラルをないがしろにした人情味は問題視され、可能な限り排除する必要はある。文章が言うように、ルールと人情味がうまく両立できれば、中国の社会はさらに進歩することだろう。それが実現できるかどうかは、国や社会、そして市民の努力にかかっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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