中国と日本の差は「農村部にこそ存在する」=中国メディア

中国と日本の差は「農村部にこそ存在する」=中国メディア

中国では、出稼ぎ労働者は「農民工」と呼ばれ、安い給料で過酷な労働に従事する農民工は多い。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では沿岸部の大都市を中心に経済が発展しており、大都市に人口が集中する傾向にある。広大な国土を持つだけに、中国内陸部にはまだ立ち遅れた農村が数多く存在し、都市部と農村部で生活する人の経済格差は極めて大きくなっている。

 日本は大都市と地方の差が極端に大きいということはない。だが、中国の場合は大都市と農村部では「違う国」、あるいは「違う時代」を見ているかのような巨大な差があるのが現状だ。中国メディアの今日頭条は6日、中国と日本の差は「農村部にこそ存在する」と論じる記事を掲載した。

 中国農村部では農業だけでは家族を養えないため、多くの農民が都市部に出稼ぎに行く。こうした出稼ぎ労働者は農民工と呼ばれ、安い給料で過酷な労働に従事する農民工は多い。一方で記事は、日本では農業でも十分に豊かな生活が可能であることを強調。むしろ環境が良い農村部で生活し、収入も十分に高く、生活のストレスも少ない非常に幸せな生活を送っていると指摘した。

 続けて、日本の農業は現代化が進んでいて、非常に厳格な規格のもとで品質の高い農作物が生産されていると指摘。それゆえ国土が狭く、農地も広くはないが、単価の高い農作物を生産、販売することが可能なのだと論じた。

 一方、中国の農村も徐々に発展していると指摘しつつも、多くの農村部はいまだに立ち遅れた暮らしを強いられていると指摘。多くの若者は都市部へ出て仕事を探さざるを得ないのが現状で、中国の農村はいつになったら日本のように豊かな暮らしができる場所になるのだろうかと問いかけた。

 中国では農作物を生産するうえで品質や安全性より「生産量」だけが重視される傾向にあり、それゆえ安全性に問題がある農薬が大量に使用されることが多く、多くの消費者は中国産の農作物に常に疑いの目を向けている。これでは農業で豊かな暮らしができないのも当たり前ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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