少なくともあと60年は必要! 中国は「日本を上回った」と言えない=中国メディア

少なくともあと60年は必要! 中国は「日本を上回った」と言えない=中国メディア

中国が日本に追い付くには、60年必要だと思う理由は?(イメージ写真提供:123RF)

 急速な経済発展を続ける中国。北京や上海、深センなど都市部における人びとの生活水準は海外の主要都市と比較しても大差ないと言えるだろう。しかし、中国メディアの今日頭条はこのほど、「それでも日本と中国を比較すると、まだ60年分の開きがある」とする記事を掲載した。

 近年増加している中国人観光客の姿を見ても、服装や髪型など外見のスタイルは日本人と何ら違いはなくなっていることから分かるように、国外旅行が楽しめるほど豊かになった中国人たちの生活水準は日本と大差ないように感じられる。中国人たちも「中国の大都市は今や世界の先進国と肩を並べている」と自負しているゆえに、中国と日本にはもはや「格差」は存在しないように映っているようだ。

 記事は、中国における経済発展のスピードは目を見張るものがあり、しかも、今なお成長を続けているゆえに「国際社会における中国の地位は向上している」と主張。しかし、「沿岸部と内陸部の格差は大きく、都市部の市民と農民たちの生活水準には大きな差がある」ことは現実だと指摘した。

 続けて、「中国が日本を上回ったと言うには、少なくともあと50年は必要だ」と指摘する声もあることを紹介、日本では「大都市と地方の格差が小さく、農村でも均一的な教育や福祉が受けられる」という点で中国より圧倒的に優れていることを認めざるを得ないとした。また、人びとの民度や素養を含めて総合的に比較するなら「中国が日本を上回ったと言うには、少なくとも60年は必要だ」と指摘した。

 中国のネットユーザーからは「日本と中国の教育方法に大きな違いがある」という指摘もあり、試験の結果だけを重視する中国の教育方針は子どもの才能を伸ばしたり、道徳や公徳心を養うことの重要性を見過ごしているゆえに「このままでは日本を追い越すのは永遠に無理だ」とする声もあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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