日本はなぜ旧正月を祝わないの? 中国文化の影響を受けているはずなのに=中国メディア

日本はなぜ旧正月を祝わないの? 中国文化の影響を受けているはずなのに=中国メディア

旧正月を祝う習慣は中国のみならず、ベトナムやインドネシア、北朝鮮、韓国、シンガポール、マレーシアなどアジアの多くの地域で存在している。(イメージ写真提供:123RF)

 日本では現在「太陽暦(グレゴリオ暦)」が使用され、経済や生活の基盤となっている。中国でもグレゴリオ暦は採用されているものの、中国人の生活には旧暦の習慣も深く根付いていて、中国の休日のなかには旧暦に基づいて決定されているものも存在する。その1つに、「春節(旧正月)」と呼ばれる新年を祝う休日がある。

 2018年の春節は2月16日で、多くの人が旧暦の大晦日に当たる2月15日から約1週間、仕事が休みになり田舎へ帰省したり、家族と共に食事をしたりして新年を祝う。その様子が日本でも「民族大移動」などとして紹介され、交通機関が非常に込み合う様子が報じられることがある。中国人からすれば、日本が旧正月をまったく祝わないことが不思議なようだ。中国メディアの今日頭条は10日、「日本ではなぜ旧暦で新年を祝わないのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由について考察している。

 記事はまず、春節は中国の伝統的な休日で、旧暦で春節を祝うことも4000年の歴史があることを紹介。また、旧正月を祝う習慣は中国のみならず、ベトナムやインドネシア、北朝鮮、韓国、シンガポール、マレーシアなどアジアの多くの地域で存在しているが、中国文化の影響を受けているはずの日本では祝われていないことを紹介している。

 その理由について記事は、日本は明治時代以降、欧米諸国の影響を大きく受けるようになり、太陽暦を採用したことを紹介し、太陽暦の採用と同時に日本は春節の文化を捨てたのだと指摘した。一方で記事は、日本では旧暦で春節を祝う習慣はないが、「大晦日」や「新年の挨拶」などの習慣として、春節の伝統的な文化の影響が残っているのだと指摘、結局は中国人たちが旧正月にすることを日本人は新暦の正月にやっているのだと紹介した。

 中国では春節に家族で集まって共に過ごす習慣がある。都会に出稼ぎに出ている人たちも、春節の時期だけは家族のところに帰るほど中国人にとって非常に大切な祝日なのだ。今年も春節の帰省ラッシュはすでに始まっており、大都市の駅は大混雑となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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