日本人は「中国人よりも高い給料をもらっているのに、なぜ家を買わないの?」=中国

日本人は「中国人よりも高い給料をもらっているのに、なぜ家を買わないの?」=中国

中国人にとって持ち家と自家用車は重要なステイタスシンボルになっている。日本で賃貸住宅に暮らす人が多いことを不思議に思うようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では男性が結婚の条件として彼女側から「持ち家」を要求されることが一般的だ。そのため、大学卒業後すぐに家を購入する人が非常に多い。また、不動産投資も積極的に行われているため、マンションを複数所有している人も少なからず存在する。

 中国で不動産価格が勢いよく上昇していたころは、1つの家庭が購入できるマンションは1戸までという制限が多くの都市で存在していたため、わざわざ戸籍上の離婚をしてまでマンションを買う夫婦もいたほどだ。

 こうした中国人の不動産に対する情熱に比べると、日本人は家を所有することに対する熱意が冷めているように見えるらしい。中国メディアの今日頭条は13日、中国人よりも高い給料をもらっている日本人が、なぜ家を購入せず賃貸で暮らすのかを考察する記事を掲載した。

 記事はまず、日本でもかつては「土地神話」を始めとする「不動産神話」が存在したが、バブル崩壊によって神話も崩壊したと指摘。さらに1日でも住んだ住宅は「中古扱い」となり、資産価値が一気に下がってしまうことや、木造一戸建て住宅の場合、20年後には資産価値がほとんどなくなることを紹介。欧米と違って、古い住宅ほど価値がなくなっていく構造であることが「日本人が家を買いたがらない理由」と論じた。

 また、日本人の若者は、家を購入することによって仕事や金銭的な自由がなくなることを嫌っていることを紹介。さらに日本では資産を贈与したり相続したりする際に、「贈与税」や「相続税」がかかり、家を相続するする人に経済的負担が大きくのしかかってしまうことや、日本の賃貸住宅はとても清潔で、借り手は何もしなくて良く、非常に便利であることも、日本で家を借りる人が多い理由であると考察した。

 上述のとおり、中国では結婚の条件に持ち家の有無が考慮されたり、面子を気にして家を買う人も多い。また、将来的な値上がりを見込んで家を購入する人も少なくない。中国人からすれば、「中国人は日本人より低い所得水準のもとで日本と同等の価格の家を購入しているのに、自分達よりも良い給料をもらっている日本人が家を購入せず賃貸するというのは理解できない」という思いがあるのだろう。隣国どうしではあるが持ち家に対する考え方は日本と中国でかなり異なっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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