日本の自動車メーカーは強いのに、どうして中国では日系の高級車が売れないのか=中国メディア

日本の自動車メーカーは強いのに、どうして中国では日系の高級車が売れないのか=中国メディア

日系自動車の中国での販売が好調だが、高級車の市場はドイツ車が圧倒している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は14日、「日系車の実力はこんなに強いのに、どうして一流の高級車を作れないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、トヨタのレクサス、日産のインフィニティ、ホンダのアキュラを日本の3大高級自動車ブランドとして紹介。レクサスは昨年中国で10万台程度売れたものの、インフィニティやアキュラの売り上げはとるに足りないものだったとした。

 また、レクサスは米国でベンツやアウディを上回る人気を誇る一流の高級車として認知されており、日本でも同様であると説明する一方、「アウディやBMWが50万台売れている中国市場では、レクサスは二流もいいところなのだ。どうして中国市場では日系の高級車はドイツ系のような人気がないのか。実は、その歴史とメーカーの姿勢に関係があるのだ」と指摘している。

 ブランドの歴史という点では「中国市場に入ってくるのが遅かった。アウディが1987年に中国で合弁会社を立ち上げたのに対し、アキュラは国産を始めてからまだ2年足らず、インフィニティの国産も数年前に過ぎない。そして、レクサスに至っては今もなお国産の予定がない。早々に輸入形式で中国には入っていたが、価格が高いこともあって消費者から大きな注目を浴びていない状況だ」と説明した。

 次に、メーカーの姿勢について、インフィニティを例に解説。「2014年以前は中国市場に重点を置いていなかった。このブランド知名度を高めるよりも日産の主力ブランドを伸ばすことに主眼を置いてきたため、価格が高いインフィニティブランドにめぼしいマーケットはなく、国産化する前の販売台数はわずか数千台という有様だったのだ」としている。

 そして最後に、中国の高級車分野がすでにスポーティなBMW、ビジネス向きのベンツ、政府機関御用達のアウディというようにドイツメーカーによって住み分けが済んでおり、日系車を含む他国ブランドの高級車が入り込む余地がなかったと指摘。「リンカーン、キャデラック、ボルボといったブランドも中国市場を開拓できないなか、中国市場を重視してこなかった日本の高級車が中国の地に足を着けるというのは、基本的に非現実的なのだ」と論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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