日本料理の高いブランド力、生き残りをかけて中華から和食に鞍替えする中国人も=中国メディア

中国人経営者のなかには生き残りをかけて「日本式レストラン」に改装する店も

記事まとめ

  • 欧米では中華料理はファーストフードのように安いイメージがあるという
  • 一方、日本料理は高級料理とされるケースが一般的で中国人には受け入れられないよう
  • 中国人経営者のなかには生き残りをかけ「日本式レストラン」に改装する店も増えている

日本料理の高いブランド力、生き残りをかけて中華から和食に鞍替えする中国人も=中国メディア

日本料理の高いブランド力、生き残りをかけて中華から和食に鞍替えする中国人も=中国メディア

中国人経営者が中華料理の店を、日本料理店に衣替えしているという。(イメージ写真提供:123RF)

 欧米では中華料理はファーストフードのように安いイメージがある。一方、日本料理は寿司に代表されるように高級料理とされるケースが一般的だが、これは中国人にとってはなかなか受け入れられないことのようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本食は海外ではランチではなかなか味わうことができないほど高価だ」と紹介し、中華料理はなぜ美味なのに日本料理のようなブランドを構築できていないのかと問いかける記事を掲載した。

 中華料理は世界の3大料理に数えられており、海外のどの国へ行っても人の居る場所なら中華料理を食べることができるほど世界的にポピュラーな料理だ。だが、近年は食材の価格高騰に伴い、海外に多く進出していた中華料理店も値上げを余儀なくされており、中国人経営者のなかには生き残りをかけて「日本式レストラン」に改装する店も増えているという。

 記事は、ニューヨークで長年、中華式のセルフバイキングスタイルで経営してきた華人一家も、開店当初は薄利多売で利益を上げてきたが、近年は経営が難しくなってしまったため、高いブランド力で利益率も高い鉄板焼きと寿司を売りにした「日本式レストラン」へと方向転換をしたと紹介。米国人の健康志向に伴って日本食が注目されたことや、高価でも質の高いものを求める流れがあって、この点、日本は「日本料理を文化と共に世界に広めていくのに巧みであった」とした。

 それに比べ米国での中華料理のイメージは依然として「利益を重視し、品質を落とす」というものだとし、「中華料理がそのイメージを払拭するには多くの時間が必要だ」と訴えた。

 中華料理は確かに美味しく、高級中華料理ももちろん存在するものの、やはりブランド力という点では日本料理に劣る部分はあるだろう。世界の3大料理に数えられ、料理の豊富さでも群を抜く中華料理を誇りとする中国人は多いが、それだけに高いブランド力を構築できていないことは悔しいことのようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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