日本にも存在する「お年玉」、でも自由に使わせてもらえない?=中国メディア

日本にも存在する「お年玉」、でも自由に使わせてもらえない?=中国メディア

日本と中国では、正月の「お年玉」の文化がちょっと違うという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の春節と日本のお正月、過ごし方や風習に似たものもあれば全く異なるものもある。お金の入った袋を子どもなどに渡す「お年玉」の風習は日中両国にあり、「似たもの」のカテゴリに入る。ただ、貰ったお年玉の使い道はちょっと違うかも知れない。中国メディア・今日頭条は16日、日本の子どものお年玉事情について紹介する記事を掲載した。

 記事は、「中国の多くの子どもにとって、年越し最大の期待は大人たちからもらえるお年玉である。日本の子どもたちも同様にお年玉をもらう習慣があるのだが、日本の場合は春節ではなくて元日だ」とした。

 そのうえで、日本の著名玩具メーカーが年初に実施したアンケート調査の結果を紹介。小学生1人あたりのお年玉金額が2万1382円、中高生が3万507円だったほか、主なお年玉の使い道についてはインタビューを受けた900人の子どもやその保護者のうち37.7%が貯金と回答し、最も多い使い道となったことを伝えている。

 使い道の2番めはゲーム機やゲームソフトで27.7%。このほか文具、本、衣服、おやつといった回答が寄せられたという。記事はまた、全てのお年玉を自分で自由に使えると答えた子どもが35.2%に達し、約13%が「1円も自分の自由にはならない」と答えたことを紹介した。さらに、少子化傾向が続く状況に伴って日本のお年玉事情にも変化が生じており、子どもがお年玉をもらえる相手も年々減少していることを併せて伝えている。

  実際、子どもが貰ったお年玉をどう使うかというのは中国でも毎年議論になっているようだ。貯めるという意見ももちろんあるが、一方で「自分のお金を持つということ、お金の使い方を学ぶための教材」と考える保護者も少なくないようだ。また、少子化の影響もあり、1人がもらえるお年玉の高額化も近年では議論のテーマとなっている。

 使わせるにしても使わせないにしても、子どもにお金の価値を理解させるいい機会であることには間違いない。「貯める」と言ってお年玉を取り上げて有耶無耶にしたり、勝手に使ってしまったりして子どもの信頼を損なうケースもあるという。くれぐれも、大人である親がお金にだらしないところを見せてはいけない(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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