日本の観光地にあって中国の観光地にないもの、それは「楽しんで帰ってもらおうという気持ち」だ=中国メディア

日本の観光地にあって中国の観光地にないもの、それは「楽しんで帰ってもらおうという気持ち」だ=中国メディア

中国には雪景色を知らない人もいる。そのような南部の出身者に人気なのが北海道旅行だ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は19日、「中国東北部の雪郷に行くのを止めて、北海道の雪景色を見てきた」とし、北海道で得た「あるもの」が、ぼったくり騒動が発生した黒龍江省の観光地ではきっと得られなかったであろうとする記事を掲載した。

 記事の作者は雪がほとんど降らない中国南部出身だ。記事は「われわれ南方人は大雪が舞うような景色を見たことがない。最近、一面の雪景色を堪能したいという夢をかなえたい人びとの多くが黒龍江省のハルピンを訪れているようだが、同省内の観光地『雪郷』でのぼったくり事件が起きたことで二の足を踏んでいた。そこで目的地を同じく雪の郷と言われる日本の北海道に変えた」とした。

 そして、実際に北海道に行ってみると「毎年冬に出現する雪景色は美しくて説明しようがない。この雪の郷には非常に心服した」と感想を述べている。

 そのうえで「本来は南方人として東北地方の訛りに興味を持っていて、東北人と話しをしてみたかった。もちろん、黒龍江省の雪郷も完全に否定されるべき観光地ではないのだが、北海道に行って日本の宿泊施設が中国のように不当とも言える値上げをすることがないのを知ってその違いを感じた。旅行というのは楽しむためにするものであり、滞在地で楽しい気持ちになれなかったら旅行本来の目的を失うことになる。これも、日本に遊びに行くことを選ぶ理由なのだと思う」と論じた。

 中国の観光地だって日本の観光地に負けないほど美しい景色を持っている。しかし、訪れる人を楽しい気持ちにさせるか悲しい気持ちにさせるかという大きな違いが、両者の間には存在するというのが作者の意見だ。ぼったくり問題でクローズアップされた中国の「雪郷」も、訪れた人を嬉しくて楽しい気持ちにさせるという根本的なポリシーを持てば、きっと北海道に負けない素晴らしい冬の観光スポットになるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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