燃料電池車に取り組む日本のおかげで「燃費を気にするのは時代遅れに?」=中国

燃料電池車に取り組む日本のおかげで「燃費を気にするのは時代遅れに?」=中国

電気自動車の次の自動車として注目される「燃料電池車(FCV)」の日本の取り組みについて中国メディアが特集した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では次世代エネルギーの自動車として、電気自動車(EV)の開発・販売に力を入れている。実際、中国国内ではEVが路線バスに次々と採用されており、その数は日本よりずっと多い。しかし、日本はEVを飛び越してさらに先を行く次世代エネルギーの自動車を広めようとしているという。それは「燃料電池車(FCV)」だ。

 中国メディアの捜狐は19日、日本のFCVへの取り組みを紹介し、燃費を気にするのはもう時代遅れだとする記事を掲載した。記事はFCVについて、さらなる技術の向上が求められているものの、EV以上のメリットがあるため、「理想的な自動車」だと紹介した。

 では、FCVのメリットとは何だろうか。記事はまず、FCVは水しか排出せず環境にやさしいと指摘。また、酸素と水素の化学反応によって発電を行うため化石燃料を必要としないこと、モーター駆動のため、騒音がないことを紹介。そのうえ、ガソリン自動車よりも効率的なエネルギー変換が可能なため、水素を満充填した場合、ガソリンよりも航続距離が長いと伝えた。

 FCVは水素ステーションの設置問題やコスト高からまだあまり普及していないが、日本の自動車企業の努力でここまで進化してきたと言えるだろう。記事は、日本のように資源の乏しい国にとってFCVは非常に魅力的だったことや、「技術オタク」の熱心な研究のおかげで、ここまで進歩したのだと分析した。

 日本は2040年までにFCVを300ー600万台にまで普及させる目標だと記事は紹介。今のところEVでは中国の方が進んでいるようだが、より高い技術の求められるFCVの分野では、やはり日本がずっと先を行っている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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