日本に対しては「利用すべきは利用するが、享受はしない」が原則だ!=中国メディア

日本に対しては「利用すべきは利用するが、享受はしない」が原則だ!=中国メディア

日中関係が、どうあるべきかという点では、中国国内でもさまざまな意見がある。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では経済発展とともに諸外国の文化に触れる機会が増えており、文化や食生活の西洋化が見られるようになった。また、日本の文化に触れることで日本を好きになる中国人がいる一方で、もっと愛国心を持つべきだと啓発する動きも存在し、中国の街では愛国心を高めようと呼びかけるスローガンを目にすることも多い。

 中国メディアの今日頭条は20日、「国の恥を忘れることがないように」と主張する記事を掲載し、中国人の行動が愛国的かどうかの判断基準になる「言葉」について紹介している。まず記事は、過去に起きた出来事を忘れることはできないとし、「国辱を忘れない」という考え方が日本に対する原則だと主張する一方、時代は変化しているため、より理性的な仕方で「愛国心」を示すべきであると主張している。

 続けて、「可利用」と「不享受」という言葉を実行することで中国人は自らの愛国心を示すことができると主張。この言葉を訳せば、「利用できることは利用するが、享受はしない」という意味となるだろう。では、日本のどのようなところを「利用」するのだろうか。記事は、日本の先進的な技術や進んだ考え方、理論などはすべて利用すべきとし、日本の技術を取り入れることで自らを向上させ、そのうえで日本を追い越せば良いと主張した。

 では「享受しない」とはどのような意味だろうか。記事は、多くの中国人が日本製品を積極的に購入していることや、多くの人が日本旅行を楽しんでいることを例に挙げ、日本製の商品と品質的に大差ない中国製品があることや、中国国内にも風光明媚な世界遺産が数多く存在するとし、「中国国内にも行くべきところはあるのに、なぜ日本に行く必要があるのか」と読者に問いかけ、日本を利用するならまだしも、日本を享受すべきではないと主張した。

 経済の急激な発展と共に中国人の要求も高くなってきている。より質の良い製品を求め、より目新しいものを追い求めるようになってきているが、記事が紹介していた方法で中国人に「愛国心」を示してもらうには、中国企業もさらなる研究開発やサービスの質の向上が求められるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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