木造で350メートル! 日本が、いかにも日本らしい「世界最高」のビルを作ろうとしている! 

木造で350メートル! 日本が、いかにも日本らしい「世界最高」のビルを作ろうとしている! 

住友林業が発表した350メートルの木造ビルの構想が中国でも話題を集めている。(イメージ写真提供:123RF)

 現在日本で最も高いビルは、大阪の「あべのハルカス」の300メートルだ。2027年には東京駅付近に約390メートルのビルを建てるプロジェクトが進んでいる。一方、世界一高いビルはUAEのブルジュ・ハリファの828メートルと、日本の倍を優に超える高さだ。しかし今、日本らしい「世界一」の高層ビル建設の構想が持ち上がった。

 中国メディア・今日頭条は21日、「日本が6700億円を投じて、世界一の木造高層ビルを建設しようとしている」とする記事を掲載した。記事は、日本の住友林業が同社の創立350周年を記念して、2041年までに高さ350メートルを誇る世界最高の木造高層ビルの建築を計画することを発表したと伝えている。

 そして、このビルが東京の中心地である丸の内地区に建設予定であること、100%木造ではなく、木造と鋼材を9対1の割合で混合した構造を採用し、コンクリートの使用を減らすことによって二酸化炭素の排出を少なくすること、全体で使用される木材の量が18万5000立方メートルにのぼる見込みであることを紹介した。

 記事は、「70階建ての木造ビルで採用される技術や工程は既存のビル建設を超越するものになるという。また、建築業界における環境に優しい技術を示す目的もあるとのことだ。ビルはオフィスのほかに宿泊施設、商業施設、住宅としての利用が想定されており、四方のテラスには樹木を育てて人間と野生の動植物が共存する都会の森林を創造するという」と伝えている。

 レンガや鉄筋コンクリートが大半で、木造建築は古跡にその姿を留める程度な現代の中国において、木造建築から日本を連想をする人は少なくないようである。現時点では構想段階ではあるが、この話を聞いた「いかにも日本らしい『世界最高のビル』だな」と思うことだろう。そしてまた、創業300年以上という住友林業の歴史の長さに、改めて感嘆するかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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