中国で売れる日系車、日本で売れない中国車、そこから見えてくるもの=中国報道

中国で売れる日系車、日本で売れない中国車、そこから見えてくるもの=中国報道

日系車の販売が中国で好調だが、中国製の自動車が日本で売れているという話は聞かない。(イメージ写真提供:123RF)

 経済成長を続ける中国。世界で最も多くの人口を抱えるだけあって、中国の自動車市場は世界最大の規模となっている。街では中国車をはじめ、米国車や欧州車に加えて韓国車、そして日系車など、非常に多種多様な車を見ることができる。

 中国メディアの今日頭条は22日、「自動車の販売台数から日本人と中国人のお互いの国の製品に対する態度が見て取れる」と主張する記事を掲載し、日中両国における自動車販売台数から読み取れることを分析している。

 記事は、2017年の中国市場における日系車の販売台数は約420万台にのぼり、ドイツ車の販売台数に迫る勢いであることを紹介。中国のネット上ではよく日系車の安全性が劣っているなどの批判がなされているが、日系車のオーナーの多くは口をそろえて、日系車の耐久性が優れていることや低燃費であること、さらに維持費が安いことを称賛すると伝え、中国で日系車は非常に高い評価を得ていることを紹介した。

 では、日中両国の人たちは、お互いの国や製品をどのように思っているのだろうか。記事は17年における中国市場の自動車販売台数トップ10のうち5車種が日系車であったことを紹介し、この結果から中国人が日系車を好み、受け入れていることが分かると指摘。たとえ一部の中国人が日本製品のボイコットを叫んだところで、中国人が日系車を高く評価し、日系車を好んで購入しているのは事実であると伝えた。

 一方で記事は、日本では中国メーカーの自動車を見かけることは皆無であるとし、日本では中国製品のボイコットなど叫ばれていないが、それでも中国車は売れない存在であると指摘。この事実が日本人の中国製品に対する評価や態度を示していると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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