日本の高齢者介護施設、中国に比べて進んでいるのはどの部分?=中国メディア

日本の高齢者介護施設、中国に比べて進んでいるのはどの部分?=中国メディア

中国の高齢化は、今後、急速に進むとみられている。中国メディアが日本の高齢者施設を視察した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は25日、介護と医療が有機的に結びづくとともに、入居者や利用者に対する思いやりが感じられる日本の高齢者介護施設について紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、東京にある高齢者介護施設だ。まず、「高齢者とその家族は、自分たちの必要に合わせて適切なサービス方式を選ぶことができる」としたうえで、施設には看護師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、介護士、薬剤師、栄養士、ケアマネージャーなど専門の作業スタッフが配備されていて、全方位的な生活サービスや介護支援サービスが行われていると説明した。

 そして、入居する高齢者に対し、理学療法士と作業療法士が身体状況や希望に基づいてピンポイントな身体機能回復計画を立てるとし、料理が好きな人には調理に関するトレーニングを増やしたり、運転が好きな人は専用機器で平衡感覚や判断能力の訓練を行うと紹介している。また、救急医療を含む医療機関との連携も取れており、医療面でのバックアップ体制も整っているとした。

 さらに、ハード面では細かい気配りが随所に感じられるほか、居室もまるで家にいるような気分になれるような設計が施されていると指摘。入浴設備も車いすや寝たきりなど様々な体制でも快適に利用できるように考えられていると伝えた。

 このほか、施設が近隣コミュニティとのつながりも大切にしており、地域住民との交流ロビーを設けて各種イベントを開催するほか、子どもたちが遊ぶ近隣の公園が居室から見るような設計で、実際に公園に行って世代間交流を図り、高齢者の生活の質を高めるといった工夫も凝らされているとした。

 記事は「数十年の風雨を経験してきた高齢者1人1人は、自らの人生観と価値観を持っている。そんな彼らの生活やリハビリ環境に最もマッチした施設づくりが大切なのだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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