100年も前から叫び続けた「日本製品の不買」、中国人はなぜ日本製品から「離れられないのか」=中国

100年も前から叫び続けた「日本製品の不買」、中国人はなぜ日本製品から「離れられないのか」=中国

中国では1919年には「買わない、売らない、使わない」をスローガンとした大規模な日本製品の不買運動が行われたという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では日中関係が悪化するたびに日本製品の大規模な不買運動が行われてきたが、こうした動きは100年前にはすでに行われていたという。中国のネット上では今尚、不買を呼びかける声が存在するものの、日本で買い物を楽しむ訪日中国人や、越境ECで日常的に日本製品を購入している中国人消費者も多く、不買を呼びかけてもほとんど成立していないのが現状だ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人は100年も前から日本製品の不買を叫んでいるが、今なお日本製品を買い求める中国人が数多く存在するのは何故なのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、多くの中国人にとって日本製品は「複雑な感情を抱かざるを得ない」ものだとし、日本製品は確かに使いやすく質も高いが、歴史問題から素直に評価できない部分もあると指摘。さらに、中国人は日清戦争で日本に負けてから日本製品の不買をはじめ、1919年には「買わない、売らない、使わない」をスローガンとした大規模な不買運動も行われたと紹介。当時の不買運動は日本製品の販売に一定の影響を及ぼし、19年の日本製品の販売数は前年に比べて約半分にまで落ち込んだと伝えた。

 続けて、中国では日中戦争の時期にも大規模な不買が行われたが、やはり、日本製品を中国市場から「駆逐」することはできなかったと指摘、それは「当時から日本製品の品質は中国製品より高かったためだ」と紹介した。また、中国が1978年に改革開放を推し進めると、日本製品が大量に中国市場へとなだれ込み、中国人は「日本製品を買うこと、使うことを栄誉と考えるようになった」と紹介した。

 また記事は、21世紀になっても中国人は未だに日本製品から「離れることができていない」とし、それは中国の路上で大量の日系車が走っていて、若者たちが日本のアニメや漫画に親しんでいることからも見て取れると指摘。中国人が100年も前から日本製品の不買を叫んでいるが、今なお日本製品が中国人にとってなくてはならない存在なのは、つまるところ「品質」が高いためであると伝え、日本製品にそれだけの魅力と競争力があるからこそ不買を叫んでも奏功しないのだと考察している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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