日本の家の設計を見て目からウロコ「狭くても空間の有効活用は可能」=中国

日本の家の設計を見て目からウロコ「狭くても空間の有効活用は可能」=中国

日本の良いところを取り入れようという機運が高い中国で、日本の家の設計にも関心が寄せられている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国人の「家」に対する関心は日本人に比べて大きいと言えるだろう。なぜなら家や車を所有していることは結婚相手を選ぶ際に、職業や年収と同じくらい重視されるからだ。中国メディアの今日頭条は24日、日本の住宅の設計に注目し、「日本のトイレは世界一と言われるが、一体どこが中国と比べて優れているのか」を分析し、紹介する記事を掲載した。

 中国の住宅事情で日本と大きく異なるのは、中国ではマンションはスケルトンで販売されており、購入者は自身で内装業者を探し、住める状態にする必要があるという点だ。購入者が自由に設計し、デザインできるのが魅力だが、最近は快適な居住空間を求めて日本風の設計に注目する人も増えているようだ。

 記事によると、中国人はリビングなど「広い空間」に対するこだわりはあっても、「トイレのようにもともと狭い空間には工夫の余地がない」と思いがちなのだという。しかし、面積の小ささは「空間の有効活用や利用ができないという意味ではない」とし、日本の浴室、洗面所、トイレの空間がどのように設計されているかを説明した。

 中国で一般的に見られるのは「シャワー室と洗面台とトイレが1つの部屋に存在する」という設計であるため、もし、面積的に可能であればトイレ室を2つ、あるいは3つ作ることで家族の多さや、客人に対応するというという設計が多く見られる。

 こうした中国の状況からすると「日本の浴室、脱衣場、洗面所、トイレが別の空間として分かれている設計」は新鮮に映るようだ。またいくつかの参考事例を挙げ、面積が狭くとも人の動線が考えられた設計なので、「脱衣場に洗濯機を置き、汚れた衣類をそのまま洗えることや、台所と洗濯機のある部屋を家事室として繋げることで作業ロスをさらに省く工夫がある」ことを説明した。

 中国は日本ほど核家族化が進んでおらず、2世帯が1つの家に住むというケースは多いが、「シャワー室と洗面台とトイレ」が一緒になった部屋を2つも3つも作るのはあまり合理的ではない。それだけに中国人からすれば、日本のトイレや浴室の設計は新鮮であると同時に、目から鱗だったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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