排日の動きは強いはずと思っていたら「南京では意外に日系車を見かける」=中国メディア

排日の動きは強いはずと思っていたら「南京では意外に日系車を見かける」=中国メディア

南京を訪れた中国人は「南京の街中を走る日系車が多いこと」を意外に思うようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 街中の景色にはその土地の流行や文化、人びとの関心を反映したモノが溢れているものだ。中国の南京市といえば南京事件があったとされる都市であるため、中国人から見ても反日感情がとりわけ強い都市というイメージがあるようだが、そんな南京市でも日系車は多く見かける存在なのだという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、「南京市では意外にも多くの日系車を見かける」と伝え、その理由について中国人ネットユーザーたちが議論を交わしている。

 日中の歴史的背景について中国で歴史教育を受けた人の多くは、「中国のなかでも南京市民は特に日本に対して強い排斥の感情を持っている」、「南京では排日の動きも強いはず」と認識しているようだ。それゆえこの記事のように、南京を訪れた中国人は「南京の街中を走る日系車が多いこと」を意外に思うようだ。

 記事に寄せられたコメントを見てみると、日系車が意外に多く走っていると感じられるのは南京市の歴史的背景によって「南京市民は最も日本を憎んでいるあろうという中国人の認識」があるからではないかという指摘があった。

 現在、中国の自動車市場では購入時の車体価格だけでなく、メンテナンスにかかるコストを含めて総合的に検討するなど、中国人消費者はより現実的な消費行動を見せているが、「南京市民が日系車を購入することは愛国心がないからではなく、理性的な判断を下して選択した結果が日系車だっただけ」という声もがあった。

 こうして見ると南京を走る自動車は、今の中国人の日本に対する認識や中国人の消費者としての理性や判断基準を少なからず映し出していると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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