中国みたいな「芸術試験」のない日本で、どうしてクオリティの高い俳優がたくさん出てくるの?=中国メディア

中国みたいな「芸術試験」のない日本で、どうしてクオリティの高い俳優がたくさん出てくるの?=中国メディア

中国で俳優になるための芸術系大学の演技コースの合格倍率は100倍を超える狭き門である。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では、芸術系大学の入学試験「芸考」が先月末より始まっている。中国では俳優になるには、この「芸考」を受けて芸術系の大学に入ることが前提条件になっている。中国メディア・東方網は2日、「『芸考』がない日本では、どのように役者を育てているのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「1週間の『芸考』熱が続き、『演技』が再びホットな話題になっている」とし、芸術系大学の演技コースの合格倍率が100倍を超える狭き門であること、一たび入学してしまうと芸能事務所などが続々と学校に押しかけて低学年のうちから契約を結び、高学年時には早々と主役を任されるといったケースが頻発しており、しばしば「演技力不足」が指摘されることを紹介した。

 そのうえで、お隣の日本では「芸考」の概念がなく、演劇学科を設置している大学の数も少ないなど、役者になるのに専門の学歴が重要視されていないと説明。「通常、役者を志す若者は所属の芸能事務所を通じてオーディションを受ける。また、学生の演劇サークルからプロの劇団に入って実践を積むケースもある。また、スカウトされて雑誌モデルから転身したり、コンテストでグランプリを獲得してデビューしたりする人もいる」と伝えている。

 そして、「日本の役者の演技は通常、舞台やカメラの前での実践で磨きが掛けられる。小さな役から演技の経験を蓄積していくので、演じながら学ぶ下積み期間が長くなることもある。日本の視聴者は決して厳しくなく、『一緒に成長する感』を重んじる傾向にあるが、業界の評価基準や競争体制は決して甘くない。役者として長生きするためには、業界と市場の双方から認められる必要があるのだ」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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