日本が旧正月を祝わないのは「中国文化の影響から脱するためだ」=中国メディア

日本が旧正月を祝わないのは「中国文化の影響から脱するためだ」=中国メディア

中国の正月休みにあたる「春節」は旧暦が使われ、2018年は2月16日で、2月15日から21日まで大型連休だった。(イメージ写真提供:123RF)

 現在の日本人にとっての正月は、言うまでもなくグレゴリオ暦の1月1日だが、中国をはじめアジアの多くの国では旧正月を祝っており、日本はアジアのなかでも例外のようだ。中国メディアの今日頭条は6日、なぜ日本は旧正月を祝わないのかについて分析する記事を掲載した。記事は、日本は「中国文化の影響から離れるためだ」と主張している。

 日本でも長年、旧暦での正月を祝っていたが、1873年からは全面的にグレゴリオ暦を採用した。この年から西暦の1月1日を正月とし、3日間の法定休暇となった。では、なぜ日本だけが旧暦を捨てて新暦であるグレゴリオ暦を採用したのだろうか。

 記事は、1つの理由として「脱亜入欧」を目指した政府が導入を決定したのだと分析。国民のこれまでの習慣を考慮することはなかったという。別の理由として、グレゴリオ暦を採用することで当時の政府が費用を削減することができたという理由もあると指摘した。

 実際、旧暦での1872年12月2日の翌日からグレゴリオ暦の1873年1月1日としたため、明治政府は12月が2日しかないことを理由に公務員に給料を支払っていない。さらに、1873年は旧暦だと閏月があり、13カ月分の給料を支払う必要があった。それで財政難だった明治政府にとっては都合がよかったのは確かだろう。

 さらに別の理由として、幕末期に結ばれた日米修好通商条約で植民地化されることを恐れた日本が、中国文化の影響から出て全面的に西洋から学び強い国になろうとしたことも関係していると分析した。

 世界的には旧暦を祝う地域は少なく、旧正月の時期に休むとグローバルな企業においてはビジネス的にも支障が出るだろう。旧暦を使用しなくなった理由はともかく、世界に合わせた日本の方が合理的といえるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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