日本人はなぜ貴重品が落ちていても盗まず、不用心なまま暮らすのか=中国メディア

日本人はなぜ貴重品が落ちていても盗まず、不用心なまま暮らすのか=中国メディア

日本では外出中に貴重品を落としても、誰かが拾って交番に届けてくれるような国であり、ズボンから財布が見えていても誰も財布を盗まないような国だ。中国人にとっては治安が良いと思える半面、不思議なことでもあるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のマンションの窓には防犯用の柵が設置されるのが一般的であり、玄関の扉も二重の防犯扉になっているケースが多い。それだけ空き巣などの犯罪が多いことを示すと言えよう。こうした環境で暮らす中国人からすると、日本人の日々の暮らし方は非常に不用心にも見えるようだが、同時に疑問も感じるようだ。

 中国メディアの海外網は7日、日本の家の窓にはなぜ防犯用の柵もなければ、玄関も防犯扉になっていないのかと疑問を投げかけ、その理由を考察する記事を掲載した。

 記事は、日本では電車のなかでもレストランのなかでも「荷物をおいたまま席を離れても、荷物が盗まれるどころか、誰も他人の荷物に触ろうともしない」と指摘したほか、日本ではホテルに宿泊してもチェックアウトの際に部屋の備品チェックは行われないと指摘。また、日本では外出中に貴重品を落としても、誰かが拾って交番に届けてくれるような国であり、ズボンから財布が見えていても誰も財布を盗まないような国だとし、「絶対に窃盗がないとは言えないが、全体的に見て日本社会の治安は非常に良い」と指摘した。

 続けて、日本人はなぜ貴重品が落ちていてもネコババしないのかと疑問を投げかけつつ、それは「日本人が常に行動に対する代償を考えているからである」とし、日本ではモノを盗んだり、ネコババすることによって得られる価値よりも、それが発覚した時に支払うことになる代償が非常に大きいと指摘。盗みをはたらくことで法的な罰を受けるだけでなく、社会的信用まで失ってしまうことは、日本では「とても割に合わない」ことであるとし、だからこそ日本では防犯用の柵もなければ、玄関も防犯扉も必要ないのだと論じた。

 一方、中国の法律ではもっとも重い処罰については日本より厳しいものとなっていると指摘する一方、窃盗などについては「非常に寛容」な処罰にとどまっていると指摘。中国では何かを盗んでも簡単な行政処分で終わってしまうため、モノを盗むことによる代償が小さいと紹介、だからこそ中国では空き巣やスリが多いのだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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