中国人が日系車を買う理由はこれだ! しかも日系車オーナーは他人にも勧める傾向=中国

中国人が日系車を買う理由はこれだ! しかも日系車オーナーは他人にも勧める傾向=中国

日系車に乗っている中国人は他の人に勧める傾向が強く、自分でも大抵買い替えには日系車を選ぶという。中国で日系車が販売を伸ばしている理由の一端がうかがえる。(イメージ写真提供:123RF)

 中国市場では日系車の販売は好調だ。2017年は、主な日系企業の新車販売台数がいずれも過去最高となり、日系車全体での販売の伸びはドイツ系を上回ったほどだ。しかし、言うまでもなく中国は反日感情の強い国である。それにもかかわらず、なぜ日系車がよく売れたのだろうか。

 中国メディアの易車網は6日、「なぜこんなに多くの中国人が日系車を買っているのか、どのような心理なのか」と題して、日系車が中国で人気である理由を分析する記事を掲載した。

 中国人のなかには反日ゆえに日系車を買わないことにしている人がいる一方、愛国と日系車の購入には関係はないと考える人もいる。記事によると、特に北方の人は日系車を避ける傾向があるというが、日系車を買う利点は何だろうか。

 記事は、条件を比較して日系車に決めた人は次の3点を重視するという。それは、「ドイツ系よりも室内と外観のデザインが少し良い」こと、「同クラスのドイツ系よりも少し安い」こと、そして「ドイツ系やフランス系よりも値引き率が大きい」ことだ。

 さらに、実際に使用してみるとなぜ日系車が選ばれるかがより理解できるという。「乗り心地」が良くて燃費も良く、ドイツ系よりも「修理費」が安いからだ。フォルクスワーゲンの場合、修理代が700―800元(約1万1736―1万3413円)するところ、トヨタやホンダなどの日系車は300元(約5000円)で済むという。そのため、日系車に乗っている人はほかの人に勧める傾向が強く、自分でも大抵買い替えには日系車を選ぶとした。

 そのうえで記事は、「自動車購入に愛国を持ち出すのは全くもって道理に合わない」と指摘。海外メーカーが中国に進出するには中国企業との合資が必要であり、工場は中国にあり、そこで働く従業員も中国人、税金も中国に入るとなれば、むしろ「中国を支持する」ことになると論じた。

 中国では19年から環境規制が始まるが、それに伴い日本の自動車各社が中国にEV(小型SUV)を一斉投入すると報じられている。日系車はここでさらなるシェア拡大に成功するのか、注目されるところである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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