中国にもファン多い日本アニメ、「なんと衰退の危機らしい」=中国メディア

中国にもファン多い日本アニメ、「なんと衰退の危機らしい」=中国メディア

日本のアニメは世界でも人気が高く、ビジネスチャンスも拡大しているが、漫画家もアニメーターも一部の人気がある人しかお金を稼げない。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では、若者を中心に日本の漫画やアニメのファンが非常に数多く存在する。漫画やアニメを楽しむために日本語を学び、その結果として他の日本文化にも興味を抱いたという中国人も大勢いる。中国メディアの新浪は8日、「日本のアニメ業界が衰退の危機に立たされている」とする記事を掲載し、日本のアニメ業界から中国や韓国に仕事を奪われないようにしないといけないという声が上がっていることを紹介した。

 記事はまず、漫画家やアニメーターといった職業は一見華やかで、多くの人から敬慕される職業に見えるが、現在の日本ではアニメ産業のブラック化が指摘されており、漫画家もアニメーターも人気がある一部の人しかお金を稼げないと指摘。

 日本のアニメは世界でも人気が高く、ビジネスチャンスも拡大しているが、欧米のアニメでは3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)が主流になっているのに対して、日本のアニメは独自に発展した2次元の表現方法が主流であるゆえに、日本のアニメーターは閉じられた業界で疲弊していると紹介した。

 また、日本のアニメ業界はテレビ局の制作費削減などの影響を受け、人件費のかかる動画製作などの作業を中国や韓国に受注しているのが現状であることを紹介。結果、日本のアニメ業界が衰退し始めており、中国や韓国などに「お家芸」を奪われてしまう可能性が浮上していると強調した。

 日本のアニメや漫画をきっかけに日本に興味を抱いたり、日本を好きになったりする中国人は大勢いる。これは非常に喜ばしいことだが、中国でも近年はアニメ産業の発展に力を入れており、質の高い作品を制作できるようになってきているのも事実だ。日本の文化でもあり、ソフトパワーの1つでもあるアニメや漫画を守り、さらに発展させるための努力が求められていると言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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