中国人消費者の日本製品に対するイメージと好感度が大きく低下した理由=中国メディア

中国人消費者の日本製品に対するイメージと好感度が大きく低下した理由=中国メディア

中国の大手メディアが実施したオンライン調査の結果、中国人消費者の日本ブランドに対する印象が大きく低下していることがわかった。(イメージ写真提供:123RF)

 日本では輸入品よりも国産品のほうが高品質で高価格であることが多いが、中国では真逆であることが一般的だ。中国人にとっての国産である中国製品よりも、日本製品やドイツ製品などのほうが高品質という認識が一般的だったが、ここにきて中国人消費者の日本製品に対するイメージに大きな変化が生じているようだ。

 中国メディアの環球網は15日、2018年2月9日から27日にかけて中国の大手メディアが実施したオンライン調査の結果、中国人消費者の日本ブランドに対する印象が大きく低下していることがわかったと伝え、その理由を伝えている。

 これは環球時報などが2月9日から27日にかけて、中国人消費者の国産ブランドおよび海外ブランドに対する好感度についてネット上で行った調査だ。回答数は7822件だったが、そのうち男性が90%を占め、男性のなかでも30ー49歳が59.3%を占めるなど、調査としては性別や年齢に大きな偏りがある。

 記事は、「調査の結果、高品質の代名詞だった日本ブランドは好感度が大きく低下していた」と伝え、化粧品やキッチン用品、自動車などの分野で日系ブランドが「もっとも嫌いなブランド」に選ばれたと紹介。そして、その理由について中国貿促会研究員の趙萍氏の分析として、「日本は歴史問題で中国人消費者の感情を絶えず傷つけてきた」としたほか、近ごろ日本で企業のデータ改ざんや偽装などが相次いでいることから「日本製品の高品質というイメージは大きく損なわれたことがわかる」と伝えた。

 また、日本企業が中国市場における細分化が進むニーズを満たしきれていないことも、評価や好感度が低下している要因だとし、中国人消費者のニーズは多様化と個性化が進んでいるが、日本企業は中国向けの商品開発で遅れをとっているケースが多いと伝え、こうした点を中国人消費者が不満に思っている可能性が高いと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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