英語能力、中国大陸も台湾も日本をバカにできるレベルではなかった=台湾メディア

英語能力、中国大陸も台湾も日本をバカにできるレベルではなかった=台湾メディア

台湾では、頼清徳行政院長(首相)が「英語を第2の公用語にする」との考えを示している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のネット上では、日本人の英語レベルの低さがしばしば話題になる。発音が悪い、受験用でコミュニケーションができないなど、評価は散々だが、世界を見渡すと、日本も中国も五十歩百歩なのかもしれない。台湾メディア・ETtodayは15日、「もう日本人のことを笑えない! 台湾の英語ランキングが日本より下だった」とする記事を掲載した。

 記事は、国際教育会社のEFエデュケーションファーストが発表した昨年のEF英語能力指数のランキングを紹介。このランキングは英語が母国語でない80カ国・地域を対象に、働く成人の英語能力を示すもので、100万人がオンライン上で受けた無料テストの結果から数値が弾き出されている。

 トップ3はオランダ、スウェーデン、デンマークのヨーロッパ諸国が独占した。4位以下のトップ10はノルウェー、シンガポール、フィンランド、ルクセンブルク、南アフリカ、ドイツ、オーストリアとなっており、アジアではシンガポールが上位に入った。

 記事は、ランキングにおいて台湾が40位の初級レベルとなり、アジアの20カ国・地域中11位だったほか、日本が37位、中国大陸が36位とほぼ同レベルとなったことを紹介。台湾が前年に比べて順位を7つ落としたことを伝えている。なお、日本も前年より2つ順位を落としたが、中国大陸は逆に3つ順位を上げている。また、韓国は27位から30位に落ちたが、4カ国・地域の中で最も高い順位となっている。

 台湾では、頼清徳行政院長(首相)が「英語を第2の公用語にする」との考えを示している。記事は、「教育部の委員会では、具体的な実施方法やスケジュールは決定していない。意見を募集し続けているに過ぎない段階で、推進すべきかどうかの議論がある状況だ」とした。また、台湾・政治大学言語研究所の何万順教授が、「これは英語崇拝。台湾は米英の植民地になったのか。もし、英語を公用語にするのであれば、傲慢でも卑屈でもないニュートラルな姿勢が必要。英語の成績が良くないから英語を公用語にしようというのはいかがなものか」指摘したことを併せて伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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