日本では「道に物が落ちていても誰もネコババしない」って本当?=中国メディア

日本では「道に物が落ちていても誰もネコババしない」って本当?=中国メディア

2年間に自転車を4台も盗まれたという中国人筆者自身の経験を織り込みながら、中国ではいかに泥棒が多いかを指摘した。(イメージ写真提供:123RF)

 落とした財布が戻ってくることや、ズボンの後ろポケットに財布やスマートフォンを入れていても盗まれないのは日本では珍しいことではないが、中国人からすると信じられないという。やはり盗まれて当然という感覚で、被害者が「不注意だったことが悪い」と責められる場合も少なくない。中国メディアの今日頭条は16日、日本社会は「道に物が落ちていても誰も拾って自分のものにしない」というのは本当なのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、「日本では電車でもホテルでも会社でも、さらにはレストランでも、目立つところに高価なバッグが置いてあっても、誰も触れようともしない」と紹介。また日本のホテルでは、チェックアウトの際に係員が部屋を確認に行かず、カギを返すだけであることに驚き、中国では部屋をくまなくチェックしてからようやくチェックアウトできるため「客に対する極度の不信感」に対して強い反感を示した。

 日中の違いは紙幣の真贋鑑別機の存在にも表れているという。中国では小さな商店ですら置いてあるが、日本ではショッピングセンターでもスーパーでも見ることはない。それだけ中国は偽札が多いわけだが、記事は「中国の偽札をなくすのは最良の偽札判別機ではなく、モバイル決済だろう」と予想している。これまでは偽札が多く「ババ抜き状態」だったが、モバイル決済の普及で偽札が出回ることも少なくなっているようだ。

 記事はさらに、2年間に自転車を4台も盗まれたという中国人筆者自身の経験を織り込みながら、中国ではいかに泥棒が多いかを指摘した。日本と中国でこれだけの違いがあるのは不思議に感じるが、記事はこの理由について、日本ではどんな小さなものでも窃盗は厳しく処せられるためだと分析。賽銭10円を盗んで実刑1年となった実例を挙げ、日本は窃盗に容赦がないので誰も盗まないのだと主張した。

 中国では、最も重い処罰は日本以上に厳しいものの、少額の盗みだと警察は動かないためリスクが小さいので、窃盗がなくならないのだと記事は結論付けた。確かに一理あるものの、記事が指摘するような10円で実刑というのはまれな例であり、窃盗が少ない最大の理由はやはりモラルにあるのではないだろうか。中国のモラル向上にも期待したいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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