日本の農村に学んで、「老後に農村へ戻り、穏やかに暮らせる」中国になって欲しい=中国メディア

日本の農村に学んで、「老後に農村へ戻り、穏やかに暮らせる」中国になって欲しい=中国メディア

中国では、農村の環境はかつてよりかなり良くなったが、それでも日本の農村を見てみると大きな差を感じるという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は19日、「日本はどうやって『新農村建設』をしてきたのか」とする記事を掲載した。都市部を中心とした急速な経済発展を遂げた中国では、農村の振興が長年の課題になっている。今年も重要政策に掲げられた農業や農村の発展を進めるうえで、日本の農村のどんな点が参考になるだろうか。

 記事は、「今年の全人代開催期間中も『新農村建設』が欠くべからざる話題となったことから、これが非常に重要なテーマだということが分かる。農村の環境はかつてよりかなり良くなったが、それでも日本の農村を見てみると大きな差を感じる。学ぶに値する点はまだまだ多いのだ」とした。

 そして、「かつて凋落傾向にあった日本の郷村は自治体の合併を通じ、合理的な計画に基づき、機能性のある、環境の美しい、管理体制が充実した新たなコミュニティを作った。そして、農民の居住環境を改善し、都市住民と同等の生活条件や公共サービスを整えていった」と説明している。

 また、高度経済成長によって都市と農村の格差が拡大し、多くの労働力が流出して農業生産力が落ちる現象が発生した日本では、農業生産の安定を図るために大規模な「農村の工業化」への取り組みが行われ、政府も積極的に推進したと紹介。さらに、人口減、各種文化や伝統の衰退が起こるなか、農村では住民たちがその価値を見つめなおし、一連の村おこし、町おこし活動に取り組む動きもあり、やはり政府や行政が支援を行っていると伝えた。

 記事は、「わが国では今年初めに『郷村振興戦略』が提起されたことで、レジャー農業や農村観光の発展チャンスはさらに拡大することだろう。今後、わが国の新農村建設がよりうまく進み、『歳をとったら田舎に戻って心地よく余生を過ごす』というような状況なることを願う」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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