わが国の真似か? 「日本でシェアサイクルサービスが誕生する理由」=中国メディア

わが国の真似か? 「日本でシェアサイクルサービスが誕生する理由」=中国メディア

中国では新しいものに多くの人が興味を持つと同時に、「まず試してみよう」と考える傾向にある。保守的で変化を嫌うのではなく、進取の精神に富んでいると言えるだろう。それゆえ中国ではシェアサイクルやモバイル決済などのサービスが瞬く間に全国的に普及した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では経済発展と同時に、社会も急激に変化している。急速に普及した「モバイル決済」もその1つで、中国ではもはや現金を持ち歩く必要はなくなったと言えるほどだ。いつでも、どこでもモバイル決済が可能になり、露天や出店で購入する軽食でさえスマホで決済することができるのだ。

 中国ではAlipay(支付宝)とWeChatペイメント(微信支付)が多くの人に使用されている決済方法となっているが、中国メディアの観察者は22日、日本では「中国をまねしてシェアサイクルサービスが続々と誕生し、モバイル決済戦争が繰り広げられている」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本ではシェアサイクルサービスが続々と誕生していることを紹介し、これらは中国で大きな成功を収めたシェアサイクルのマネであると主張する一方、シェアサイクル事業に乗り出した企業の本当の狙いは、シェアサイクルの普及ではなく、「モバイル決済の市場拡大やシェア獲得」にあると分析。つまり、シェアサイクルをモバイルで決済する形式とし、シェアサイクルを普及させることでモバイル決済を間接的に普及させ、大きな利益が見込めるモバイル決済市場で主導権を握ろうとしているという分析だ。

 続けて記事は、現在の日本におけるモバイル決済の市場規模は中国より圧倒的に小さいが、それは「拡大の余地が大きいということ」だと指摘し、シェアサイクルがモバイル決済を普及させるための「戦場」となっていると主張。さらに、日本でシェアサイクル事業を大々的に展開するには政府の規制が厳しく、利益を得るのは非常に難しいことであるが、シェアサイクルサービスを手がけようとする背後にあるのは、中国のAlipayやWeChatペイメントのような「モバイル決済」の普及と主導権争いであると主張した。

 中国では新しいものに多くの人が興味を持つと同時に、「まず試してみよう」と考える傾向にある。保守的で変化を嫌うのではなく、進取の精神に富んでいると言えるだろう。それゆえ中国ではシェアサイクルやモバイル決済などのサービスが瞬く間に全国的に普及した。中国と比べると日本では新しいものはなかなか普及しない傾向にあり、シェアサイクルやモバイル決済が日本で普及するのにはもう少し時間が必要かもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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