ルールを良く守り、社会秩序が保たれている日本、それは「恥の文化」のおかげ=中国メディア

ルールを良く守り、社会秩序が保たれている日本、それは「恥の文化」のおかげ=中国メディア

外国人からすると、日本人が非常にルールを重視していることを「やりすぎ」にさえ感じるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の治安の良さは中国でもよく知られている。誰もがルールを良く守り、社会秩序が保たれていることを称賛する中国人は少なくないが、その理由の1つは日本の「恥の文化」にあるという。中国メディアの騰訊大家は25日、日本に恥の文化がある理由について分析した記事を掲載した。治安の良さなど良い面もあるが、そればかりではないという。

 外国人からすると、日本人が非常にルールを重視していることを「やりすぎ」にさえ感じるようだ。記事は、ルールを守らなければ社会から追い出され、生きていくのが困難になると日本社会の特異さを指摘した。

 記事の中国人筆者は、2006年の夏に日本で友人を飲みに誘ったところ、「歩いて帰れる距離のところで飲む」ことを条件として出してきたという。違和感をもった筆者が友人にその理由を聞いたところ、飲酒運転事故が社会的な問題になっていたため、会社から「絶対に飲酒運転しないよう」通知が来ていると説明されたという。それで筆者は、「日本人は中国人よりも会社のイメージを大切にしている」と感心したそうだ。

 しかしこれは、日本社会の闇も映し出していると感じたようだ。「会社は社員の行動に出勤時間外まで干渉してくる」ということである。記事はこれを、日本には恥の文化があり、誰かが秩序を乱すと家族や会社まで社会的制裁を受けるからだと分析。日本に昔からある村八分の習慣は今でも存在しており、田舎はもちろん都会でも会社でも、形はさまざまだが集団によるいじめという形で残っていると指摘した。

 社会秩序が安定しているというのは日本の良いところではあるが、それが社会的制裁を恐れるためだとすると生きにくい社会になってしまうだろう。制裁のためではなく安心安全な社会のために一人ひとりがルールを守れば、住みやすい社会になるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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