自分の子にすら「迷惑を掛けたくない」と思う日本人が理解できない=中国メディア

自分の子にすら「迷惑を掛けたくない」と思う日本人が理解できない=中国メディア

子が年老いた親の世話をすることは当たり前とされている中国では、日本では高齢者が子どもに迷惑をかけないがために「自立」しているが、その弊害として孤独死が増えていることが疑問のようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 近年、中国でも大都市を中心に核家族化が進んでいるが、中国人の家族や親族など「一族のつながり」を大切にする風習は今も残っている。中国では高齢になった親と子どもが同居し、子が年老いた親の世話をすることは当たり前とされている。

 こうした考えが一般的な中国から見ると、日本では高齢者が子どもに迷惑をかけないがために「自立」しているが、その弊害として孤独死が増えていることが疑問のようだ。中国メディアの今日頭条は26日、日本で高齢者の「孤独死」が増えていると伝え、なぜ自分の子どもにすら「迷惑を掛けたくない」と思うのか、中国人としては「その理由が理解できない」と伝えた。

 記事はまず、日本では高齢者が自分の子どもに「老後の世話をしてもらう」ことを望まないと驚きを示し、自分が老人であるとみなされることを嫌う日本人は公共交通機関で席を譲られることすら望まないと驚きと共に紹介した。そして、もし日本の交通機関で高齢者に席を譲る場合には、直接譲るのではなく、「自分はすぐに降車するから」と言って立ち上がる必要があり、ある種の「技術」が必要であると伝えた。

 続けて、日本では高齢者が「自立」していると指摘する一方、高齢化が深刻な社会問題となっており、さらに高齢者の「孤独死」が非常に増えていることを紹介。過去10年で日本の孤独死の数は3倍に増加していて、現在では年間約3万人が孤独死しているとの調査結果を伝え、子どもに老後の世話をしてもらわない日本の高齢者の考え方に「理解できない」との見方を示した。

 家族の結びつきがまだまだ強い中国だが、経済の発展と共に核家族化が加速しているのも事実だ。また、長く続いた一人っ子政策の影響により、今後は孤独な高齢者が増えてくることが予想される。今後、中国でも「孤独死」が社会問題とならないことを願いたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)