ピックアップトラックが人気の米国で、なぜ日本車は支持されるのか=中国メディア

ピックアップトラックが人気の米国で、なぜ日本車は支持されるのか=中国メディア

米国にとって太平洋戦争の際に日本は敵国であったはずなのに、なぜ米国人は日本車を支持して購入しているのか、中国人からすると「非常に不思議である」らしい。(イメージ写真提供:123RF)

 米国の自動車市場は規模で中国に逆転されたが、世界2位の規模となっている。その米国で日本車メーカーは約4割のシェアを獲得しており、日本の自動車メーカーにとって米国市場は非常に重要なマーケットの1つだ。

 米国で売れる車の代表格といえばピックアップトラックが挙げることができる。しかし、日本車メーカーは米国でピックアップトラックを販売していないにも関わらず、なぜ米国でシェアを獲得することができるのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、「なぜ米国人は日本車を支持するのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由について考察している。

 記事はまず、米国ではピックアップトラック以外に非常に多くの日本車が走っていると紹介する一方、米国にとって太平洋戦争の際に日本は敵国であったはずだと主張。それなのになぜ米国人は日本車を支持して購入しているのか、中国人からすると「非常に不思議である」と論じた。今も太平洋戦争の関係を持ち出してくるところに中国人の歴史に対する考え方が表れていると言える。

 続けて、米国人が日本車を選ぶ理由について、「米国は確かに経済的に発展している国だが、国民の大部分は経済的に余裕があるわけではない」とし、それゆえ、車体価格がお手頃でなおかつ燃費の良い日本車は米国の一般消費者から支持されるのだと主張。また、米国人にとって自動車は移動手段に過ぎないため、多くの消費者は実用性や信頼性を重視して自動車を選択していることを紹介した。つまり、米国人は中国人のようにメンツを気にして高級車に乗る必要はないのだと指摘した。

 他にも記事は、日本メーカーが米国の消費者を意識した自動車開発を行い、米国市場に先行投入するなどの努力を行っていることを挙げ、それゆえ多くの米国人消費者は日本車を受け入れ、支持しているのだと論じた。

 結論として記事は、消費者が何を求めているかを理解したうえで、メーカーが商品開発を行うことの重要性が見て取ることができるとし、いつの日か中国メーカーの自動車が世界の自動車市場を席巻する日が来ることを期待していると主張した。中国車も近年は品質向上が著しいが、やはり他社の模倣が多いのが現状であり、「世界の自動車市場を席巻する日」はそう簡単には到来しないと思われる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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