インドが高速鉄道事業で中国にすり寄っている? 中国は「お断りだ!」=中国メディア

インドが高速鉄道事業で中国にすり寄っている? 中国は「お断りだ!」=中国メディア

ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道路線は、日本が巨額の借款を提供するなど、インド側に有利な条件での受注となった。そのインドでの工事に日本が苦戦していると中国メディアが伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

 インドでは現在、日本の協力による高速鉄道建設計画が進んでいる。インド政府は雇用拡大や技術移転を図るため、部品調達や製造を可能な限りインド国内で行うことで日本政府と合意していたが、重要部品は日本企業が提供することになりそうだという。中国メディアの捜狐網は29日、巨大プロジェクトを中国から奪った日本が苦戦しているとする記事を掲載した。インドは中国の介入を期待しているらしいが、中国としては「お断り」なのだという。

 ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道路線は、日本が巨額の借款を提供するなど、インド側に有利な条件での受注となった。それで記事は、「中国が選ばれなくてよかった」、中国は「日本が苦戦しているのを見て、ほくそ笑んでいる」としたが、中国は受注を逃してから、何かにつけてこうした主張を繰り返している。

 記事によると、「インドが最近やたらと中国にすり寄っている」のだという。これは「中国に尻拭いしてもらおうとしている」気持ちの表れで、最近新幹線で問題が相次いでいる日本が「泥沼にはまって」いるため、中国の助けなしにはこのプロジェクトを成功させられないとインドが判断したと主張した。それで「インフラ強国」の中国に頼りたいと思っているという。

 それだけでなく、インドは中国に対し、時速200キロの高速鉄道を5年以内に完成させることや、50―80%の無利子での借款、技術移転などを要求していると紹介。「インドがインド版高速鉄道を作る貢献をさせようとしている」と主張し、この百害あって一利なしの要求を突きつけるとは、「なんて恥知らずなのだ」と切り捨てている。

 記事からは、中国のプライドと自意識の高さが強く感じられるが、このプロジェクトで日本はすでに失敗したという前提で話が進んでいるのはひどい言いがかりだ。また、インドの要求はかつての中国が日本に対して要求したこととよく似ているのではないだろうか。まさに自分のことは棚に上げているとしか思えない主張である。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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