中国人は「日本人の精神的世界に取り込まれている!」、だから精日という怪物が生まれる=中国

中国人は「日本人の精神的世界に取り込まれている!」、だから精日という怪物が生まれる=中国

中国メディアはこのほど、「精日」の存在は中国国民を憤怒させると同時に、その危険性に多くの中国人が恐怖を感じたと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国で社会的に大きな注目を集める「精日(精神日本人)」という言葉は、「日本人と同じ精神を持つ中国人」という意味合いとして「日本の軍国主義を崇拝し、 同胞を嫌う中国人」を指す言葉として使われている。一部の中国人が旧日本軍の軍服を着用し、日中戦争に関わる史跡で記念撮影をしたのが「精日」という言葉が注目を集めることになったきっかけとなった。

 中国メディアの察網はこのほど、「精日」の存在は中国国民を憤怒させると同時に、その危険性に多くの中国人が恐怖を感じたと伝えつつ、「なぜ中国で精日という怪物が生まれたのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事はまず、「精日」の存在は中国の社会にとって大きな「公害」であると主張し、中華民族に災いをもたらしかねない存在であると主張。また、中国人としての社会的道徳や倫理感、さらには国の法律に対する挑戦であり、中国人は中国国内で「日本の軍国主義を崇拝し、 同胞を嫌う中国人」である「精日」が生まれる理由を突き止め、対策を取る必要があると強調した。

 続けて、中国で「精日」が生まれる背後には、日本の美点ばかりが過度に強調される世論の存在があると主張。近代の中国は苦難の連続であったのと対照的に、日本は明治維新を成功させたことをきっかけに極めて短期間で列強にのし上がり、第2次世界大戦後には世界第2位の経済大国になったという事実があると指摘した。

 さらに、中国は近年こそ大きな成長を遂げたが、現在に至るまでの苦難にまみれた歴史のなかで中国人の精神は相当に弱くなっており、日本の美点ばかりを評価するきらいがあると主張。日本はアジアで最初に先進国となった国であり、日本人が優秀な民族であることは間違いないとしながらも、中国の苦難にまみれた近代史のなか自らを過度に卑下し、日本を盲目的に崇拝する集団が「精日」であると主張した。

 また記事は、日本のアニメや漫画などが中国の青少年に与える影響も無視できず、日本文化が中国社会で「精日」の形成を促進していると主張。特に1978年の改革開放以降に生まれた世代の中国人は日本のアニメや漫画と共に成長したと言っても過言ではなく、日本人の価値観が反映された作品を通じて中国人は日本人の精神的世界に知らず知らずのうちに取り込まれているのだと主張。こうした要因が積み重なって中国で「精日」が生まれているのだとし、中国は法律のもとで「精日」を取り締まり、青少年教育を改める必要があると強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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