日本の「曲げわっぱ」を手に入れた! その魅力の虜になった=中国メディア

日本の「曲げわっぱ」を手に入れた! その魅力の虜になった=中国メディア

伝統的なものの多くが失われた中国からすると、曲げわっぱのように今でも残る日本の伝統工芸品がうらやましいに違いない。(イメージ写真提供:123RF)

 2018年の桜の開花は平年より早く、開花を待っているのは残すところ、東北地方と北海道のみとなっている。日本では桜の時期には花見を楽しむ人が増えるものだが、中国メディアの今日頭条は6日、花見に欠かせない弁当箱に関する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、東北地方を始め日本各地で古くから伝わる「曲げわっぱ」だ。木目の美しさが生かされ、優雅で味わいのある日本らしい弁当箱で、最近ではその良さが見直されているという。東北にて杉製の曲げわっぱを購入したという中国人筆者。すっかりその美しさの魅力のとりこになったようだ。「日本では多くの母親が子どものためにキャラ弁を作っているようだが、箱を含めた弁当の美しさで言ったら曲げわっぱに詰めたシンプルな弁当には及ばない」と主張。素朴さがむしろ色鮮やかなおかずを引き立てていて、日本ではインスタ映えするとして若者にも人気となっているほどだとした。

 しかも、曲げわっぱの良さは見た目だけではない。ふたを開けるたびに木の香りを楽しめると同時に、お米から出る水分を曲げわっぱそのものが程よく吸収するため、ごはんが冷めてもおいしいままだ。また、ごはんが傷みにくいという利点もある。記事は、「使うたびに母の料理を思い出すだけでなく、桜が満開の光景を思い出すに違いない」と感想を述べている。

 日本の貴重な伝統工芸品の1つである曲げわっぱが、日本で見直されているだけでなく、海外からも注目されているというのはうれしいことである。筆者は、中国にも桜の名所があるが、今年は人が多すぎてただ見ることしかできなかったため、「次は静かなところを探し、曲げわっぱの弁当と酒を持参して、おしゃべりを楽しみながら花見をしてみたい」と抱負を語った。

 中国では弁当箱というと、日本の影響を受けた弁当箱も最近では見られるようになったが、味気のないステンレス製のものを使用する人が大半だ。伝統的なものの多くが失われた中国からすると、曲げわっぱのように今でも残る日本の伝統工芸品がうらやましいに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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