トイレと浴室が分けられた日本の住宅設計、「工夫すればこんなに便利に」=中国メディア

トイレと浴室が分けられた日本の住宅設計、「工夫すればこんなに便利に」=中国メディア

最近、中国のデザインマンションのなかには、洗面所、トイレ、浴室を一緒にした中国式から脱却し、トイレ空間を広々とした家が売り出され始めている。(イメージ写真提供:123RF)

 住まいの設計は住む人の生活スタイルや価値感も映し出すが、中国と日本の設計を比較するとどのような違いが見えてくるのだろうか。中国メディアの房天下は12日、日本の住宅で特に「洗面所、トイレ、浴室の空間」が中国と大きく異なっていると紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国の住宅に見られる特徴として、「客間を広く、荘厳華麗な作りとして自らの裕福さをアピールする傾向がある一方で、トイレは簡素」と指摘した。実際、中国ではトイレの空間は設計しようがないと考える人も多くいるようだ。

 そこで日本の住宅のトイレを写真と共に紹介し、「日本では洗面所、トイレ、浴室はそれぞれ個別の空間に分けられている」と紹介。中国ではこれらは1つの部屋にまとめられていて、浴室と言ってもシャワーのみという場合が多い。また便器のある場所でシャワーを使用するので、日本のように隔離されている脱衣場のスペースもないのが一般的で、洗濯機はベランダに置かれることが多いようだ。

 記事は「日本式のトイレ」の利点として、1人がトイレを使用した時に他の家族は顔すら洗えないという事態は発生しないし、シャワーと別部屋になっているため衛生環境を保つうえでも有利と指摘した。また、日本式の配置は中国人からすると空間を取り過ぎのように感じるらしいが、工夫によって省スペースで各空間を分けることが可能で、逆に収納スペースを備えたり鏡を配置して圧迫感を無くすなど、デザインが工夫されていると紹介した。

 最近、中国のデザインマンションのなかにはこれまでの中国式から脱却し、トイレ空間を広々とした家が売り出され始めている。中国人の生活スタイルや求める快適さにも変化が見られるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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