その技巧に敬服・・・中国の切り絵を10年学んだ日本人女性、帰国して独自の繊細なアートを編み出す

その技巧に敬服・・・中国の切り絵を10年学んだ日本人女性、帰国して独自の繊細なアートを編み出す

中国には多くの伝統文化がある。切り紙もそのうちの1つであり、そこには中国の歴史文化の遺伝子が組み込まれているという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は17日、「日本の女性芸術家が中国の切り紙を10年学び、日本に帰って自分の境地を作り上げた」とする記事を掲載した。

 記事は、「中国には多くの伝統文化がある。それは漢字を始め、われわれの生活文化のさまざまな部分に及ぶものだ。切り紙もそのうちの1つであり、そこには中国の歴史文化の遺伝子が組み込まれている」としたうえで、1人の日本人が中国で切り絵を学びにやって来て、そこから新たな切り絵の芸術スタイルを生み出したのだとした。

 そのうえで、日本のある女性芸術家による切り絵作品を写真で紹介。「この日本人の女性切り紙芸術家は、中国で10年間かけて各地の民間切り紙芸術家を尋ね、彼らが持つ様々な技巧を学んだ。しかし彼女は、その技巧をそっくりそのまま真似ようとしたのではなく、自らの作品の中で大きなアレンジを施したのである」と説明した。

 紹介された作品の数々は、通常の切り絵に比べるといずれも非常に線が細く、緻密さと繊細さが伝わってくる。記事は「彼女の作品の多くは彫刻刀を用いており、ハサミを使うことは少ない。そうすることで細かい部分をよりうまく処理することができるのだという。そして、作品には彼女自身のアイデアが表されており、もはや中国の伝統的なものという要素は見当たらないのである。使う材料も多くが白い紙であり、中国の切り紙に特徴的な赤い紙を使うことは少ない。ここも中国伝統の切り紙との違いが出ている」としている。

 記事は「その精緻さゆえに、1つの作品を完成させるのにかなりの時間がかかるという。最も細かい隙間ではたった1ミリメートルだという。彼女の技巧に敬服しないわけにはいけない」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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