笑っていられない! 日本人は中国の抗日ドラマを「ギャグ」と捉えていた=中国メディア

笑っていられない! 日本人は中国の抗日ドラマを「ギャグ」と捉えていた=中国メディア

中国人としては、「もし、日本人が抗日ドラマを見たらどんな感想を持つのだろうか」という興味も湧くようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では今でも旧日本軍の兵士が登場する「抗日ドラマ」が放送されている。中国人も史実とは異なる内容となっていることや、演出に脚色があることを知っているが、「正義である中国人が悪者である日本人を成敗する」というストーリーとなっていることから、根強い人気があるのが現状だ。

 しかし、近年の抗日ドラマは史実とかけ離れていたり、現実離れした演出が増えたことで、中国人の間でも「あまりに荒唐無稽な内容で、視聴者を馬鹿にしている」、「中国人として恥ずかしい」と批判する声が根強く存在する。

 また、同時に中国人としては、「もし、日本人が抗日ドラマを見たらどんな感想を持つのだろうか」という興味も湧くようだ。中国メディアの快資訊は17日、抗日ドラマを日本人向けに完全解説した「中国抗日ドラマ読本:意図せざる反日・愛国コメディ」という書籍が日本で出版されたことを記事で紹介した。

 記事は、最近の日本で「中国抗日ドラマ読本」が発売され、店頭に並んでいると紹介し、本の内容を写真とともに掲載。気になる中身は「いくつかの抗日ドラマのストーリーを紹介するだけでなく、登場人物の関係を図解入りで解説」し、作品の評価や突っ込み所まで面白く伝えていると伝え、また中国語講座として抗日的な中国語の説明までされていると驚きを見せた。

 この本の方向性としては表紙が謳う様に、「時代背景完全無視。反日プロパガンダどころかもはやギャグ」と、抗日ドラマを批判するのではなく、中国の「おもしろ作品」として紹介していると伝え、日本人が中国の抗日ドラマを「ギャグ」、あるいは、「B級エンターテイメント」と捉えていることに悔しさをにじませた。

 記事に対して中国ネットユーザーからは「面白い」という声もあったが、その一方では「笑ってはいられない、これは中国の恥だ」との指摘や、中には「どんなものでも真面目に研究する日本人らしい」、また「このテーマをビジネスチャンスにしてしまうなんて敬服する」という驚きの声もあった。抗日ドラマという存在を知っている日本人は多いだろうが、その内容まではあまり知られていないだけに、果たしてこの書籍を手にする日本人読者は一体どのような感想を持つのか、気になるところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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