日本では人身売買や誘拐などないのに! 中国では「人さらい」が頻発=中国メディア

日本では人身売買や誘拐などないのに! 中国では「人さらい」が頻発=中国メディア

人身売買や誘拐といった事件は日本では到底考えられないものだが、中国では今なお子どもの誘拐が頻発している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では年間、約20万人もの子どもが行方不明となっていると言われる。これらの子どもたちの大半は「人身売買」を目的に誘拐されていると見られており、子どもが無事に発見され、親元に戻るのは全体の0.1%ほどという見方もある。

 人身売買や誘拐といった事件は日本では到底考えられないものだが、なぜ中国では今なお子どもの誘拐が頻発しているのだろうか。中国メディアの快資訊はこのほど、世界中の国も中国のように児童誘拐の事件が多発しているのだろうかと疑問を呈しつつ、「日本では人身売買を目的とした児童誘拐などまず起きない」と紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本では年間に発生する児童誘拐の事件は100件にも満たないと伝え、しかも、人身売買が目的の誘拐事件などほぼゼロであることを強調。それゆえ日本では小学生たちが自分の足で登下校することができると伝える一方、日本では地域社会が子どもたちの安全を確保するために様々な取り組みを行っていると伝え、こうした積み重ねの結果として児童誘拐が起きない環境が整備されたのだと論じた。

 一方、この記事の中国人筆者は「自分が子どものころは子どもたちだけで学校に通学することができ、保護者の送り迎えなど必要なかった」と伝えつつも、現在は児童誘拐が多発するあまりに送り迎えが必須のこととなっていると紹介。一部では「中国の法律では人身売買に対する罰則があまりに軽すぎるのが要因なのではないか」という声もあると伝えた。

 一方、中国では人身売買に対する罰則は「極めて厳しく」、2010年から14年にかけて1万2963人が人身売買の罪で処罰され、うち56.59%が死刑を含めた懲役5年以上に処されたと紹介。また、17年から現在にかけて、児童誘拐で死刑判決を受けた犯罪者の数は7人にのぼると紹介しつつも、日本では児童誘拐を理由に死刑に処されることはないと伝え、中国で「罰則が軽い」ため児童誘拐が後を絶たないというのは正確な分析ではないとした。

 中国はもともと労働力となり、家を継ぐ男児が重宝されてきたため、誘拐された男児は子どものいない家庭などに売られるケースもあるようだ。児童誘拐の背後には大掛かりな犯罪組織が存在すると言われており、工場で強制労働させられたり、物乞いを強制されたりといったケースも多いとされる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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