漢字は中国生まれなのに! なぜ日本では漢字能力検定が人気なの? =中国

漢字は中国生まれなのに! なぜ日本では漢字能力検定が人気なの? =中国

日本には「漢字能力検定」があり、毎年約200万人、これまでの累計で4000万人以上の人が試験を受けている。(イメージ写真提供:123RF)

 日本語は平仮名、カタカナ、漢字で表記されている。そして現在使用されている漢字のほとんどは中国から伝わってきたものだ。近年、多くの中国人観光客が日本を訪れているが、中国人は日本語の漢字を見ておおよその意味は理解できるゆえに、日本語が話せなくても旅行を楽しむことができるようだ。

 中国メディアの東方頭条はこのほど、「なぜ日本では漢字能力検定が人気なのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。同じ漢字文化を持つ国として非常に興味のある話題のようだ。

 記事はまず、現在の日本で使用されている常用漢字は、2010年に内閣が告示した2136字であると紹介。また、文部科学省が実施した、日本人の漢字に対する意識調査で、72.4%の人が「漢字は日本語表記に欠かせない重要な文字である」、60.1%の人が「漢字を見るとすぐに意味が分かり便利だ」、52.5%の人が「ワープロなどがあっても、漢字学習はしっかりやるべきである」と考えていると紹介し、漢字は日本人のコミュニケーションにおいて必要不可欠な文字として認識されていることを強調した。

 続けて、日本には「漢字能力検定」があり、毎年約200万人、これまでの累計で4000万人以上の人が試験を受けていることを紹介。その理由として、日本語は平仮名のみでも表記することができるが、読むスピードが遅くなったり、見た目が悪くなることに加え、多くの漢字を知っているということは受けた教育のレベルを示すものとなると紹介した。

 さらに、高校や大学への進学や企業への就職の際、「漢検」は評価される項目に含まれていることも紹介し、それゆえ多くの日本人が「漢検」の資格を取得したいと思っているのだとした。電子機器の普及により漢字を書けない日本人が増加していると言われることがあるが、これは中国でも同様で、中国語は漢字だけで表記するにも関わらず、漢字を忘れて書けなくなってしまったという中国人は少なくないとされる。漢字は表意文字として便利な文字であるだけに、パソコンやスマートフォンが普及しても読み書きができるようしっかりと学びたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)