日本のアニメ産業、中国が最大の成長エンジンに 中国ネット「だって国産アニメが成長しないから・・・」

日本のアニメ産業、中国が最大の成長エンジンに 中国ネット「だって国産アニメが成長しないから・・・」

中国国内における日本アニメの人気の高さ、そして、中国の人口の多さから、日本のアニメ産業の成長を中国市場がけん引している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は1日、日本のアニメ産業にとって中国が最大の成長エンジンとなっていることが、日本のアニメ業界団体の報告で明らかになったと報じた。

 記事は日本アニメーション協会が先日公式サイト上で2017年のアニメ業界年報の英語版を発表したと紹介。この年報には2016年の日本アニメ産業に関する詳細な調査結果が記載されているとし、16年の日本アニメ産業全体の市場規模が初めて2兆円を突破し、13年以降年間10%程度のペースで増加していると伝えた。

 そのうえで「業界全体の業績は喜ばしいものだが、ほぼすべての成長が海外市場によってもたらされたもの。海外市場は13年から16年で171.9%増加したが、国内市場はわずか3.8%増にとどまっている。そして、海外市場の中でも中国市場の貢献度が最大だ」としている。

 一方、「海外市場の利潤は日本本土の市場よりも低いうえ、版権管理者や代理機関が販売するためにダイレクトな収入を得られないというネックを抱えている。報告ではまた、中国市場には政策的なリスクが存在することも提起されている」と指摘した。

 中国国内における日本アニメの人気の高さ、そして、中国の人口の多さを考えれば、日本のアニメ産業の成長を中国市場がけん引しているという状況はけっして意外なものではない。ただ、中国のネットユーザーの多くは、その背景に「中国のアニメ産業が伸び悩んでいる」ことがあると認識しているようだ。

 記事を読んだユーザーからは「自国の文化産業が成長していないからだ」、「正直なところ、国産アニメの質は高まっているものの、日本との差がまだまだ大きいのだ」、「中国のアニメ産業は成熟には程遠い状態」、「国産アニメは、題材の制約があまりにも大きすぎる」、「10年経ってもこのままかもしれない」といった感想を寄せている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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