ニーズが減る一方だった日本の和服産業ががんばっている! その原動力は?=中国メディア

ニーズが減る一方だった日本の和服産業ががんばっている! その原動力は?=中国メディア

和服はかつて日本人の日常的な服装だったが、今では結婚式や成人式などのオフィシャルな場でのみ着られることが多く、着用する人も多くは女性である。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は8日、日本で和服に対するニーズが減り続ける中で、日本の和服産業がどのように振興に向けて努力しているのかを紹介する記事を掲載した。

 記事は、「和服はかつて日本人の日常的な服装だったが、今では結婚式や成人式などのオフィシャルな場でのみ着られることが多く、着用する人も多くは女性である。経済産業省によれば1975年には1兆8000億円の市場規模があったというが、日本の経済シンクタンクの調査では2016年には2785億円にまで減ってしまったという」と紹介した。

 そのうえで「日本における和服へのニーズが低下し続けるなか、多くの和服の職人やイノベーターたちがこの伝統産業を振興しようとがんばっている。東京の閑静な街にある老舗染物工房では、伝統技術を用いつつ現代的な模様の和服生地を染め上げる試みを始めた」としている。

 記事は、日本で和服離れが進んでいる要因について、価格が高いこと、着付師に手伝ってもらう必要があることと指摘。業界関係者は「和服のコストパフォーマンスや着やすさを高めることで、より多くの若者が和服を買うようになる」と信じており、実際に低価格の和服を販売したところ顧客の数が増えたという事例を紹介した。

 また、京都の和服デザイナーからは、若者から注目されるには様々な試みが必要であり、洋服同様トレンドに合わせて和服のデザインやスタイルも変化させていく必要があるとの声も出ていることを伝えた。

 さらに、日本人の和服離れが進む一方で、外国人観光客による和服のレンタルが増えていることを紹介。新宿にある和服レンタル店では年間約500人の外国人観光客にサービスを提供しているとし、関係者が「ますます状況は良くなっている。2020年の東京五輪で、さらに多くの観光客のニーズにこたえたい」と語ったとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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