日本は高速道路の事業を「どうやって改革したのか」、中国が学ぶべき点=中国メディア

日本は高速道路の事業を「どうやって改革したのか」、中国が学ぶべき点=中国メディア

中国全土に広がった公道について、高速道路を中心に公費で賄われているものの赤字になっていることが問題視されている。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の高速道路事業は、道路関係4公団の民営化後、順調に債務を返済してきた。道路公団の民営化は成功したと言って良いだろう。中国メディアの快資訊は7日、日本の高速道路に関する記事を掲載し、どうやって改革に成功したのか、また中国が学ぶべき点について分析した。

 記事はまず、中国全土に広がった公道について、高速道路を中心に公費で賄われているものの赤字になっていると問題点を指摘した。また、サービスの面でもかなりの改善が必要だという。日本人にとっては当たり前になってしまったが、「日本の高速道路はかなり管理が行き届いて」おり、中国が学ぶに値するという。

 日本の高速道路もかつては問題が山積だった。記事は、競争がなくコスト意識も低かったため赤字だらけだったが、日本は改革に成功したと紹介。道路公団の民営化後、政府主導のもと、道路を建設・管理する6会社と、道路を保有し債務を返済する独立行政法人に分かれた。公団が抱えていた借金は、道路資産とともに日本高速道路保有・債務返済機構に移管。道路会社は通行料収入を道路のリース料として支払い、機構の借金返済に充てるしくみとなった。

 記事はこの大掛かりな改革の結果、社会の支持を得て借金返済も着実に進み、成功したといえると称賛。現在の中国の資金管理の方法は、改革前の日本の道路公団の状態と似ていて、経営重視の管理モデルは改革後の日本の高速道路事業に似ているという。そのため、日本の例が参考になると論じた。

 中国にはがらがらの高速道路や有料道路が数多くあると言われ、サービスエリアなどの設備やサービスは日本とでは天と地ほどの差がある。まずは利用者の利便性を考慮してサービスエリアの改革から始めれば、利用者も増加するのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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