日本で行われたストライキ、「職務の放棄」しないのは責任感があるから?=中国

日本で行われたストライキ、「職務の放棄」しないのは責任感があるから?=中国

日本のバス会社が行ったバス運賃を徴収しない「集改札ストライキ」について、中国でも注目が高まった。(イメージ写真提供:123RF)

 日本でストライキは頻繁に起きるものではないが、中国や韓国では労働者が待遇改善を求めてストライキをすることはさほど珍しいことではない。ストライキといえば「職務の放棄」というやり方が一般的であろうが、日本でこのほど「変わったストライキが見られた」として中国で注目が集まった。

 中国メディアの好奇心日報は10日、岡山県のバス会社の労働組合がこのほど「乗客から運賃を取らない」という形のストライキを行ったことを紹介しつつ、このストライキは世界各国で広く報じられたと紹介した。

 報道によれば、世界で注目を集めたストライキを行ったのは岡山県でバス事業などを展開する両備ホールディングスの「両備バス労働組合」だ。記事は、両備バス労働組合が4月26日と27日の2日間にわたって運賃を徴収せずにバスの運行を行ったことを紹介し、バスの運賃箱には白い布がかけられ、同時に運賃を徴収しないことを書いた紙も貼られたと紹介した。

 こうしたストライキは「集改札ストライキ」と呼ばれるもので、両備バス労働組合は競合に対して新しいバス路線の運行が認可されたことに対してストを行ったが、バスの運行を放棄すれば市民の足が奪われるとの懸念から集改札ストライキに変更したという。

 記事は、両備バス労働組合が行った集改札ストライキは世界で注目を集め、さまざまな意見が寄せられたと紹介。フランスでは鉄道会社でストライキが行われ、人びとに大きな影響が出るケースが少なくないため、「職務を放棄しないと同時に、運賃も取らない」というストライキに変更したことを評価する声が上がったと紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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