かつての日本は中国の「従属国」だった? 「いや、そうじゃなかった」=中国メディア

かつての日本は中国の「従属国」だった? 「いや、そうじゃなかった」=中国メディア

中国メディアは、日本が中国の従属国だったという一部の見方は正確ではなく、日本と中国王朝が宗主国と従属国の関係であったかどうかは非常に曖昧だと論じた。(イメージ写真提供:123RF)

 古代中国の歴代王朝はアジアを中心に強大な力を持ち、周辺国に大きな影響を及ぼしてきた。歴代王朝の周辺国のなかには中国に対して朝貢していた国もあれば、そうでなかった国もあり、また、中国の従属国だった国もあったが、日本はどのような関係にあったのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は中国の歴代王朝に対する従属国となった経験はあるのだろうかと疑問を投げかける記事を掲載し、中国人の見解で考察している。

 記事はまず、「中国には日本が古代中国の従属国だったと主張する人もいる」と主張する一方、宗主国と従属国に関する概念は複雑だと指摘。日本が中国の従属国だったという一部の見方は正確ではなく、日本と中国王朝が宗主国と従属国の関係であったかどうかは非常に曖昧だと論じた。

 記事は、現代より前の東アジアでは中国と周辺国の関係は「上下関係」があったとし、これは、中国の各王朝が自らを守るために国境周辺の国に積極的に介入してきたのが背景にあると指摘。明確な従属国もあったが、日本に対しては中国の各王朝の影響力は限定的であったと指摘し、それは海で隔てられた日本に対して脅威を抱く必要がなく、各王朝も日本に対して積極的に介入する必要がなかったためであると主張。それゆえ日本は中国各王朝の従属国ではなかったのだと論じた。

 一方、日本は長期にわたって古代中国に学び、日本が過去の王朝に対して朝貢していた時期もあったと指摘しつつも、「朝貢の事実だけで宗主国と従属国の関係が成り立つわけではない」と強調、これが事実であると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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