日本の健康診断や精密検査にも「匠の精神」があった=中国メディア

日本の健康診断や精密検査にも「匠の精神」があった=中国メディア

中国では近年、日本で健康診断を受ける医療ツーリズムが人気を集めている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国人が尊敬する日本の匠の精神。大手企業の相次ぐ不祥事で、日本の匠の精神もイメージダウンしたとはいえ、仕事への情熱とまじめさを持つ各界の日本のプロへの尊敬の気持ちは相変わらずで、医療界においても「匠の精神」が見られるという。中国メディアの今日頭条は20日、日本の精密検査から匠の精神が見られるとする記事を掲載した。

 記事によると、中国では「健康診断は先進的で高性能の機械さえあれば良い」という誤解している人が多いという。しかし記事は、「どんなに進んだ機械があっても、プロの目がなければ正しい診断ができない」と指摘。いくらスピードの出るレース車があっても腕の良いドライバーがいなければ無意味なのと同じだとたとえで説明した。

 中国では近年、日本で健康診断を受ける医療ツーリズムが人気を集めている。主にがん検診であるが、日本ががん予防に力を入れるようになってから30年も経ち、研さんを重ねてきただけあり、がん診断、がん治療、そして、特に早期発見において日本は世界の先端を行っている、と日本の病院がいかに信頼できるかを伝えた。

 では、匠の精神はがん検査にどのように見られるのだろうか。日本では設備が整っているのはもちろん、医者のプロ意識も高いことを指摘した。中国と違うのは、臨床の専門の医師が診断してくれることだという。西洋医学の厳しい教育を受けた日本の医師らはエリートで、早期のがんを見逃さない「神の目」を持っているとした。そのうえ、日本の医師は患者と患者の家族からお礼を受け取らないまじめさも持っていると紹介した。

 中国の病院では、病院によって診断がまちまちで、がんではないのにがんの末期と診断されるなどの事例が後を絶たず、信用を失っているのは事実のようだ。日本人以上に、がんの早期発見にかける期待は強く、これからますます医療旅行が増えるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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