中国は「日本産のコメ」への輸入制限を緩和するのか=中国メディア

中国は「日本産のコメ」への輸入制限を緩和するのか=中国メディア

中国で販売されている日本産コシヒカリの価格は2kgで198元(約3500円)と日本の販売価格の約2倍であり、非常に高額な関税や輸送コストによって価格が跳ね上がり、中国人消費者が気軽に買える価格ではなくなってしまっている。(イメージ写真提供:123RF)

 非常に広大な国土を持つ中国には多種多様な食文化が存在する。中国北部では餃子やマントウなど小麦から作ったものが広く食され、中国南部では日本と同じように米が広く食べられている。13億人以上の人口を抱える中国にとって、すべての国民の腹を満たすのは容易なことではなく、それゆえ食糧の輸入も増加している。

 中国メディアの快資訊は18日、「今後、わが国は日本産のコメに対する輸入制限を緩和するのか」と題する記事を掲載し、日中のコメ事情について紹介している。

 記事はまず、日本が2017年に世界に向けて輸出したコメの量はわずか1万1800トンあまりで、その約60%が香港やシンガポールへ輸出されたと紹介。さらに中国に対しては総輸出量のわずか3%相当の298トンしか輸出されなかったことを伝えた。続けて、人口が13億人以上もいる中国は日本の20倍もコメを消費しているゆえ、農林水産省は今後、中国に対するコメ輸出を年間最高10万トンにまで引き上げる目標を掲げていることを紹介した。

 だが、そこには様々な問題も存在している。記事はまず「価格」の問題があると指摘。中国で販売されている日本産コシヒカリの価格は2kgで198元(約3500円)と日本の販売価格の約2倍であると紹介。非常に高額な関税や輸送コストによって価格が跳ね上がり、中国人消費者が気軽に買える価格ではなくなってしまっている。

 さらに、東日本大震災の際に発生した原発事故の影響を受け、一部を対象に農産物や食品の輸入を全面的に停止しているだが、日中間で規制緩和に向けての協議が行われる方向で調整されていると紹介、中国が日本産のコメに対する輸入制限を緩和する可能性があることを伝えた。

 中国では中国産の製品や農作物の安全性に対して懐疑的な見方をする消費者が多いのが現状だ。日本が安心して食べられる食品を提供することができれば、きっと中国の消費者に受け入れられることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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